NPO法人 たすけあいネイチャーネット 代表理事のブログ

家の諸事情で、習志野から実家のある袖ヶ浦市へ転居しました。
袖ヶ浦は自然が圧倒的に多いのがイイ!
空気が清んで、星は多く、水も美味い。
夏はクワガタが溢れ、釣りや山菜採りもできる。
いつまでも袖ヶ浦に多くの自然と里山が残ることを心から願います。

NPO法人 たすけあいネイチャーネットとは・・・

「NPO法人たすけあいネイチャーネット」は、元は、私の経営していた「習志野クワガタセンター」に集まる虫や生きもの、自然を愛する仲間たちで作った組織で「習志野くわがた倶楽部」が母体となっています。
「習志野くわがた倶楽部」では、小学校での昆虫授業や小学校カブトムシ育成プロジェクト、昆虫生息調査、自然観察インストラクター、チャリティ昆虫イベントなどを地元習志野で行っていました。

3.11の震災直後から、たまたま私の知人が被災地・南相馬市にいた縁で、「習志野くわがた倶楽部」では南相馬市への炊き出しや物資運搬などを震災直後から月に2回ずつ行ってきました。
我々が偶然支援することになった南相馬は地震・津波・原発・風評でどの地域よりも大変な思いをしている地域でした。
我々の活動も少しずつ支援の輪が広がり、人も集まり、活動自体をNPO法人にしました。

元々「習志野くわがた倶楽部」での活動が「ネイチャー」、
南相馬支援・被災地支援等の活動が「たすけあい」
です。

この2本立てで、NPO法人として活動しています。
NPOでは正直食えないので(笑)、仕事を別に持ちながらの活動ですのでなかなか思うようには行きませんが・・・
「ネイチャー」部門では「昆虫の生息環境を守る、子どもたちに虫捕りの楽しさや生きものに触れる大事さを教える」ことをテーマとし、
「たすけあい」部門では「今、我々にできることをやる、何かやりたい人と被災地をつなげる役目をする」ことをテーマとしています。

このブログでは私の日々とNPO活動について、気楽に書いていきます。
私たちのNPO活動に参加してくれる方、お気軽にkuwagata_nkc@yahoo.co.jpまでご連絡ください!


たすけあいネイチャーネットのHP

http://www.tasukeai-nature.net/


おかげさまで、10月14日に行われた袖ケ浦市議会議員選挙に当選させていただきました。

応援して頂いた皆様、ありがとうございました。

こちらは政治活動を中心とした別ブログです。

袖ケ浦市議会議員 きむら修平のブログ

http://ameblo.jp/kuwagata-sodegaura/





よろしくお願いいたします。





テーマ:

今回は自然環境分野のプロジェクトです。

クラウドファンディングサイト「レディーフォー」にて、以下のプロジェクトを企画しました。

興味のある方、ぜひご協力をよろしくお願いいたします!


詳細は、「レディーフォー」で検索して「カブトムシの森プロジェクト」をご覧ください!


消えてゆく里山がカブトムシの森として

子供たちの遊び場としてよみがえります

 

私たち、NPO法人たすけあいネイチャーネットは、消えゆく里山の保全をカブトムシの生息環境作りという観点から捉え、都市部に残る雑木林でカブトムシを育てる試みを行っています。私が、生まれ育った千葉の雑木林も年々消え続け、沢山いたカブトムシやクワガタは本当に少なくなりました。子ども達に、私が子供のころ見ていた景色を見せてあげたい。

 

そのためには、皆様のご協力が不可欠です。どうかよろしくお願いいたします。

 

~みんなで育てたカブトムシの幼虫。こんなに大きくなったよ~

 

緑のリサイクルを体感する

このプロジェクトの最初のきっかけは、小学生と取り組んだ「学校内カブトムシ育成プロジェクト」です。これは、昆虫好きが集まる仲間たちのサークルで、森や林のない都会の子ども達に昆虫の楽しさや生態を伝えよう、というボランティアでした。カブトムシを自分たちの手で育て、自然観察体験とともに「緑のリサイクル」を学ぶ子供達の笑顔がとても印象的でした。そして、今回のプロジェクトでは学校敷地内ではなく、消えゆく都市の里山で「カブトムシのいた林」を取り戻そうと思っています。

 

~カブトムシの幼虫、こんなにいっぱいいる!~

 

私たちは、カブトムシ幼虫育成に必要なエサとして、放射能に汚染されて処分に困っているシイタケ原木を利用します。林の草刈りから始まって、ホダ木を埋めて、幼虫育成場を作ります。夏、採集体験で採ったカブトムシに産卵させます。秋、幼虫を掘り出してみます。幼虫は支援者の方々に配布され、支援者の家庭で成虫となります。その成虫が産卵し、産まれた幼虫達全部(30~150匹産まれます)は飼育しきれませんので、支援者から「カブトムシの森」に戻してもらいます。こうして、支援者の方々はカブトムシ飼育観察体験や採集体験を楽しみ、子ども達は自然環境や昆虫の生態を学び、里山にはカブトムシが増えて未来の環境を守っていくことになります。

 

~放射能で使えなくなったシイタケ栽培用ホダ木の山~

 

こども達の笑顔の連鎖をつくる

20年前はホタルがいて、10年前はカブトムシがいた林も今は何もいなくなってしまいました。このプロジェクトでは、「里山」という日本の風景を取り戻し、その大事さを学ぶ側面もあります。また、この取り組みでは、地権者に無益だった森を有益地にすることもできます。これにより、無差別的な開発や自然環境破壊が少しでも食い止められれば、今の子どもたち、まだ見ぬ未来の子どもたちの笑顔にもつながると思います。

 

~ちっちゃな幼虫から育てると、大きくなってもカワイイんだ!~

 

支援にご協力頂ければ、「カブトムシのいた林」があちこちで再生できます。そこでは、親子でカブトムシを育てるという貴重な自然体験やいのちの大切さ、自然の大切さを伝えることができます。現在、里山という日本古来からの素晴らしい風景は、日々、宅地造成や開発に追われて減少しています。里山が減ると、里山を生息地にする生きものも当然減っていきます。昔はあんなにいた田んぼのゲンゴロウは、千葉県では完全に絶滅しました。ホタルもほとんど見ることができません。カブトムシやクワガタも減り続けていますが、今なら、まだ間に合います。資金は、林の借地代、シイタケ原木の購入・洗浄・輸送代、林地の整備資材(草刈り機)として大切に使わせていただきます。

 

~都会の小さなクヌギ林で、カブトムシの幼虫掘り!~

 

夏の朝早く、ドキドキしてクヌギの樹液を見に行ったあの想い出を、未来に伝えたいと思います。皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

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南相馬より、無事帰ってきました。

22回目の物資運搬報告です。

今回は、同僚の袖ケ浦市議の笹生典之さん、NPOで一緒に活動している習志野市議の市角雄幸さんが同行してくれました。

地元の笹生典之さんの参加は嬉しい限りです。

早朝、レンタカーを借りて物資の詰め込みからスタートです。

今回は典之さんが手伝ってくれたので、雨の中にもかかわらず、とてもスムーズでした。

習志野経由で市角さんを拾って南相馬へ。

貨物車で後部座席がないので、前にデカい男3人でキツキツ(笑)

車内では3人で習志野市と袖ケ浦市の議会の違いや現状の問題などを話し、それぞれの市議会や市政システムの違いにお互いが驚き、また、それいいね、的にマネすべきと思うことも多く、やはり情報交換はとても大事だなぁ、と思いました。

17:30、南相馬の鎌田さん宅に到着。

いつもの「南相馬感謝の会」のメンバーの皆様が物資の下ろしと仕分けに手伝いに来てくれました。


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今回も、夕食から宿泊まで、鎌田家にお世話になりました。

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こうやって、南相馬感謝の会の皆様たちと一緒にビールを飲みながら、いろいろな話を伺う中で、今、この場に何が必要で、何をすべきなのか、が見えてきます。

南相馬には、最近、2軒もパチンコ屋が新規開店したそうです。

パチンコ屋はいつでも駐車場が満車で、朝から大繁盛だそうです。

南相馬など原発被害の地域では、今、オカシナことが起きているそうです。

人が住んでいる事になっているが、実際にはだれも住んでいない「幽霊仮設」がかなり増えているそうです。

つまり、こういうことだそうです。

原発被災者として仮設で暮らしていると、家族1人につき10万が東電から出るのです。

兄弟や親せきなど数人名前を借りて集め、仮設に入る手続きをして、書類上は7人家族が入居します。

・・・が、実際は、手続きだけで、普通に家を借りたりして別の場所で生活しているのです。

この家族というかこの方には、月に70万もの支給があるわけです。

器用に法の隙間を突いて、このようにズルをする人が増え、その人たちは毎日パチンコをしています。

しかしながら、高齢者や情報の少ない弱者には、支援はありません。

毎回、多くの衣類を運びますが、感謝の会の皆様たちから、「一着も無駄にしていませんよ。みんな困っている方々に渡り、喜ばれています」と聞かされました。

上手に悪知恵を働かせて立ちまわる人と、支援がなにもなく、本当に大変な暮らしをしている人。

この差が、大きく開いているのです。

みんなが気持ちを込めて行った募金がパチンコに使われている。

これが実情です。

つまり、これからの支援には、弱者のための支援、確かな届け先と、的確な判断が必要なのです。


もうひとつ、パチンコ屋が繁盛する理由を伺いました。

今まで農業や漁業を頑張っていた方たちが、仕事ができなくなっています。

やることがなくなってしまっているのです。

また、釣りをしたり、カニを採ったり、山で山菜やきのこを採ったり・・・

こんな遊びも、今では出来ません。

遊ぶこともできなくなってしまっているのです。

つい、パチンコ屋へ行ってしまう。

この震災以降にパチンコを覚えてしまい、パチンコ中毒から抜け出せない高齢者がたくさんいるそうです。

なんともやるせない話ですが、これが今の南相馬や浪江の現実です。


ちょっと一服。
鎌田さんのお父さんが自分で作った茶室でお茶を頂きました。

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「懐かしいなあ」と言いながら竹筒を拭きながら火を入れる典之さん。

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美味そうですね、この一服は。


朝も茶室から。
鉄瓶のお茶はなぜかウマイ!

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火と湯気って、ホントに癒される。


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贅沢な時間です。


南相馬市役所へ。

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飼い主を待つ犬たち。頑張れ!
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桜井市長と。

市長から、行政のトップとして、どのように今回の災害に対応され、南相馬市を背負ったかを伺いました。

また、NPOの立場ではなく、地方議員という立場から、被災地に何をすべきか、何ができるか、
また、実際にこのような災害が起きた時に、議会は、議員はどう動き、何をすべきか、などを伺いました。

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桜井市長からはとてもいい話を伺うことができました。

震災直後から4日間、全く寝る時間もない中、次々に起こる爆発や不確定な情報の乱舞。

市民の避難、混乱。

食料と水の不足。

そんな中、信念を持って貫いたのが「市役所としての避難をせずに、今の庁舎に残る決断をしたこと」だそうです。

「もしあの時、私が、職員がみなここから逃げていたら、今の南相馬市の復活はなかった」

・・・勇気ある決断であったと思います。

また、多くの行政支援に助けられたことを話してくれました。

原発爆発の直後、新潟県知事からすぐに連絡があったそうです。

「新潟県で、南相馬市の全住民を受け入れる!何とかする、任せろ!」

群馬県片品村の村長からも、

「1500人はすぐに受け入れる!頑張れ!」

友好都市の杉並区からは、杉並区民の募金も含め、5億7千万が寄付されたそうです。

富山県南砺市からは、1年で187人もの職員を送り込んでくれたそうです。

・・・こういう決断を瞬時に出来るトップは、本当に素晴らしいです。


災害時における市と議会の立場について伺いました。

非常時には、市長としての専決処分の決断が大事で、議会と市の立場としては、

「非常時には、議会が執行部に最大限協力する体制を確保しておくこと」

が何より大事であることを教えられました。

南相馬市では、あの時、なんと半分以上の市議会議員が南相馬から避難してしまったそうです。

議会としての機能は無く、協力体制どころではなかったそうです。

また、災害時には国や県との情報ラインの確立が非常に重要であり、今回の災害時も国の官僚が南相馬市に派遣され、国の支援情報や動きを常に報告、実行してくれる官僚がすぐ横にいつもいたから、南相馬市は他市より先手先手で立ちまわる事ができたそうです。

最後に、災害時に議員としてやるべきことは、

「市と、議員が、同じ方向を向いて、議員は市に協力して、住民の命を守る」

この1点に尽きる。

とのことでした。

本当に勉強になりました!桜井市長、貴重なお時間を長く頂き、ありがとうございました!


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市役所訪問のあとは、子ども関係の物資を、原町の聖愛保育園に「お届けしました。

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少しずつではありますが、子ども達も戻ってきました。

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子ども服、おもちゃ、文具、本などをお届けさせて頂きました。


今回は以前は入れなかった南相馬の原発側の隣町、浪江町まで一時立入ができるようになっていましたので、浪江町を視察してきました。


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誰もいないまち。
震災時の爪跡がそのまま残っています。

国道6号。ここから先は入れません。

南相馬の要望として一番多いのは、この国道6号の開通、そして常磐道の開通です。

国会議員の皆様、ぜひともよろしくお願いいたします。


テーマ:
津田沼ミーナ(元丸井)4Fにて、3月20日まで、

「NPO法人たすけあいネイチャーネット 被災地支援活動報告会」を開催中です。

震災直後から今までの活動を、写真と文で展示してあります。
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お近くにお出かけの際は、ぜひお寄りください。

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先日、袖ケ浦市代宿を中心に活動されている「里山を歩く会」の皆様より、

「里山を歩く会で管理している果樹園の梅の樹の剪定を行うのですが、ちょうど花が咲く時期なので、梅の花、水仙、菜の花を被災地に送れないでしょうか?」

とご連絡を頂きました。

早速、梅の剪定&水仙の花摘みに伺わせて頂きました。

場所は浜宿団地のすぐ裏の里山の中です。
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気持ちのいい原生林の中の散歩道です。
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10分程歩くと、梅と柿の果樹園が広がります。
後継者のいなくなった果樹園と付近の里山を「里山を歩く会」の皆様がボランティア管理しています。
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花の着いていない枝を剪定し、被災地用には花付きのいい枝を。
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この付近には、100年以上前に建てられた33の石碑などもあり、この地は貴重な袖ケ浦市の歴史遺産でもあります。
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その日のうちに、里山を歩く会の皆様のメッセージとともに、花は南相馬市へ。

早速、南相馬から写真付きメールが届きました。
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「袖ケ浦市の里山を歩く会の皆様より梅と水仙と菜の花が届きました。すごくいい香りで春が来たようです。心温かいです。近所の皆様とお茶会をして分けさせて頂きました。ありがとうございました。」
袖ケ浦市と南相馬市に、またひとつ、いい縁ができました。

テーマ:
12月1日、2日で、南相馬市への物資支援を届けてきました。

早いもので、これがもう19回目の南相馬行きとなりました。

今回も袖ケ浦市での集荷物資が多く集まりました。
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朝8:00、木更津のレンタカー屋にトラックを引き取りに行きます。

私の家に山積みの、袖ケ浦の皆様から、そしてネットで募集してお届け頂いた物資を詰め込みます。
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このあと、葛西生花市場で大量にポインセチアを積むので、できるだけフラットになるように、トラックに物資を詰め込みます。
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東京で2番目に大きい規模の生花市場、葛西生花市場。
ここはチョイ前まで、毎朝通っていた市場です。
仲間の花屋にお願いしておいたポインセチア。
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うん、いい株だ!
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ポインセチア詰め込み開始!
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4トンロングトラック満載!
フラットに積んだ物資の上は、一面、ポインセチアの畑!
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ドア前まで、隙間なしで真っ赤!
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葛西生花市場をあとにして、一路南相馬へ。

福島西ICを降りたころはもう夕闇。
ガンガン雪が降ってる・・・
セルフスタンドで給油。
いやホント、凍える寒さです。

現在、南相馬市へ行くには、原発で海側が通れないので、山を3つ越える山道を通らなければなりません。

山道は雪山、凍結。
夜道をゆっくりゆっくり慎重にハンドルを握ります。
これは翌日、帰りに写した画像ですが、普通に雪・雪・・・
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物資ステーションの鎌田さん宅に着いたのはもう20時近くでしたが、近隣の皆様がお待ちしてくれていて、温かく迎えてくれて頂き、感激でした。疲れも消えますね。

地元の皆様15人と一緒に夕飯を頂き、今回も鎌田さん宅に宿泊させて頂きました。
多くの皆様に迎えられ、感謝の言葉をホントにたくさん頂きます。
私たちが運び続ける物資を、地元の皆様が毎回、心待ちにしているのがわかります。


翌朝、早くから、地域の皆様が集まり始めます。
物資の仕分け作業です。
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袖ケ浦市岩井の81歳のおばあちゃんが朝取りで畑で掘ってきてくれたサツマイモと、大根の漬物、衣類を出してくれました。
おばあちゃん、福島の方に届きましたよ!
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次々と地元の皆様の軽トラが来ます。
この軽トラで、、私たちの物資が振り分けられ、一人暮らしのお年寄りのもとへ届きます。
軽トラ1号、出発!
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2号、出発!
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3号も出発!
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こうして地域の方々に振り分けて、そこから個人宅に届けられます。
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今年も聖愛保育園・原町教会にもお届けしました。
たくさんの子ども服をお届けしました。
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保育所には、放射能測量計が設置されています。
この異常を、私たちは真摯に受け止めるべきです。
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一番頑張ってくれている、鎌田さんのオヤジさんが今回一番喜んだのはこの皮ジャケット。
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「こんただカッコエエのは自分じゃ買えねえしなぁ!いいんだなぁコレ!ありがとう!」


今回、物資をご提供頂いた皆様、本当にありがとうございました。

私どものNPO法人たすけあいネイチャーネットの自慢できるところは、

「皆様の気持ちとしてご提供して頂いた物資が、確実に、本当に必要な方の手元に、きちんと届く中継ラインを作り上げた」

ことです。

一般的な被災地支援のように、「いくらお金を義援金として出しても、どこにどう使われているのかが解らない」、ということがありません。

1月と2月は山道が超雪山になってしまうので行けませんので、次回の物資運搬は3月下旬を予定しています。

皆様のご協力をお待ちしています!


テーマ:


12月1日、2日で、南相馬へ物資運搬に行ってきます。

今回で19回目となりました。

袖ケ浦市でのチラシ配布、また前回ご提供頂いた方々へのお手紙等での告知、HPやブログを見て、など、多くの皆様から物資のご協力を頂きました。

おかげさまで私の車はここのところ毎日、段ボールが満載でした。
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今回も物資が順調に集まっています。
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皆様からのメッセージもたくさん。
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このサツマイモは、岩井に住む81歳のおばあちゃんが、福島の皆様に食べてもらいたい、と、朝イチに自分の畑から掘ってきてくれました。
前回に続き、たくさんの衣類とともに、持たせてくれました。
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インスタントラーメンを山のように送ってくれた方や、電気毛布を10個も購入して送ってくれた仲間の甘助ちゃん、たくさんの食品を提供して頂いたお寺さん、前回に続いてご提供頂いた皆様など、多くの皆様の気持ちを運んできます。

今回は行く途中で東京の生花市場にも寄って、ポインセチア500鉢も被災地へ届けます。

在宅避難の高齢者、保育園、仮設住宅などへ届けてきます。

帰ってきたらこのブログにて報告させて頂きます。

テーマ:
先日、津田沼にて習志野市市民イベント「みんなでまちづくり2012」が開催されました。
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NPO法人たすけあいネイチャーネット ネイチャー部門の活動として、昨年に続き、今年も「昆虫博士が話すの虫のふしぎ」というテーマで、90分の講演を行ってきました。
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今年もたくさんの方が話を聞きに来てくれました。

今や昆虫少年自体が絶滅危惧種(笑)という時代に、昨年から楽しみにしていてくれて今年も来てくれた親子や子どもたちもいて、本当に嬉しい限りですね。

これは講演前にちょこっと林へ行って捕まえたコクワガタです。
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冬のクワガタに子どもたちはびっくりですが、コクワガタなら実は一年中採れるんです。

今回は、

・冬の虫の暮らし
・クワガタのふしぎ
・ハチのふしぎ
・アリのふしぎ
・チョウのふしぎ
・バッタのふしぎ

などについて話ました。

里山のない、まるで自然のない習志野でも、いつか、虫捕りができる環境ができて、子どもたちが網を持って走り回れるといいなぁ、と思います。

今回、多くの高齢者が話を聞きに来てくれましたが、懐かしそうに肯かれたり、たくさんのご質問をくれたのはとても嬉しかったです。

「ゲンゴロウは1匹3000円しますよ」

といったら、おお、すぐに田んぼにとりにいくぞ、とたくさんの高齢者の方が息巻いていましたが・・・

おじいちゃん、ゲンゴロウは千葉、東京、神奈川では完全に絶滅しちゃってますよ、、、

といっても信じられないらしいです。

おじいちゃん、ゲンゴロウ採集、健闘を祈る!(笑)

テーマ:
12月に予定していた恒例の南相馬ボランティアバスツアーですが、、、

なんと、宿泊先がない・・・

南相馬、相馬、土湯温泉まで全部当たったのですが、現地では多くの復旧工事作業者が宿泊されていて、40人を受け入れられる宿がないのです、、、

無念・・・

バスツアーは断念しますが、12月1日、2日にトラックをレンタルして千葉を出発して、支援物資の運搬と当初から予定していた花を被災地に届ける予定です。

クリスマスプレゼントとして、南相馬市のお年寄りや仮設に暮らす方々、保育所の児童などにポインセチアを届けてくる予定です。

今回も皆様の支援物資協力を、ぜひよろしくお願いいたします。


今回、現地リクエストを受けて皆様にお願いしたい物資ですが、

・食品類(特に缶詰類、飲料、乾麺類、もちなど)

・生活用品全般

・ペット用品、ペットフード(前回と同じく、ペット可の仮設住宅にお届けします)

・冬物衣類(新品もしくはクリーニング済みのもの)、下着類(新品のみ)

・電気毛布

などです。

こんなものはどうでしょうか?というお問い合わせは、お気軽に下記までメールください。

*物資募集期間:11月14日(水)~11月28日(水)

物資集荷場所:

NPO法人たすけあいネイチャーネット習志野本部事務所
習志野市本大久保3-6-2(不在が多いので必ず事前連絡をお願いします)

NPO法人たすけあいネイチャーネット袖ケ浦支部
袖ヶ浦市長浦駅前7-17-7-6(不在が多いので必ず事前連絡をお願いします)

連絡先:090-3214-8717 木村修平

メール:kuwagata_nkc@yahoo.co.jp


宅急便等で物資をご提供頂ける方は、上記袖ケ浦支部まで配送お願いいたします。









テーマ:
10月26日に、先日このブログでお伝えしました、君津山中水源地の産廃汚染現場へ視察に行ってきました。

水源地の麓、久留里地区は「きれいな湧き水」がウリのまちです。
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この地区ではあちこちに誰もが自由に汲める井戸がたくさんあり、都心の一流料亭がわざわざ料理に使う水をここまで汲みに来る程、いい水なんです。

あちこちに、水源を守ろうという市民団体の看板があります。
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この地域の皆様の、水に対する想いとズサンな管理の産廃業者への怒りを感じます。

大福山の麓から、木漏れ日の山道を登ります。
カエデやウルシ、ナナカマドなどが少しずつ紅葉してきています。本当にいい場所です。
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水源・御腹川に沿う道。
ここは絶滅危惧種のホトケドジョウやトウキョウサンショウウオが生息しています。
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だいぶ標高が上がりました。
房総の山々を見下ろすくらいの高さです。
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・・・いきなりこんな山頂付近に集落が!
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結構な数の家々、ちょっと驚きます。
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この高さですよ・・・
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ここに住むおばあちゃんに産廃施設の話を聞きました。

「静かなだけが取り柄の部落だども、アレができてからダンプが毎日砂埃を上げていっぱい走るだからよ、こわくて散歩も行けねえんだ。オラもう長くねえからいいけんど、水が汚ねえくねっちまうのは、里(久留里)に住む孫が心配だなぁ」

・・・本当にそうだよね、おばあちゃん。長生きしてね。


「ここには貴重な生きものがいっぱいいます。ここはサンクチュアリ(聖域)です」
という千葉県の看板。・・・そこに産廃?矛盾も甚だしい限りです。
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ご丁寧に、どんな貴重な生きものや植物が生息していて、どれだけここが貴重な場所かをアピールしている看板。
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・・・大型ダンプが出入りする脇道を発見。
しかし、施設等の案内看板等は一切なし。
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・・・怪しい!行ってみよう。
いきなり右側に、ネットが張りめぐらされている。
左に看板がある。
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「ゴミ捨て禁止! BY千葉県」
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・・・おいおい、「大切なみどりを守ろう」って、ここにディズニーランドがすっぽり埋まる産廃ゴミを捨てさせてるのはアンタでしょうが、千葉県!!!

これはもう笑うしかない・・・

で、右のネットの奥には・・
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・・・ん!?平坦な砂地に申し訳程度に植栽がされている。
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これが、産廃を埋めて土をかぶせて、産廃を埋めて、を繰り返した果ての姿だ!
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この土の下に、埋められている半端ない量の産廃・・・
そしてズサン管理で水に混じって溢れてきた放射性廃棄物・・・

県から営業停止処分を受けているはずだが、20人以上が作業をしている!

故意か偶然か?「ゴミを捨て禁止」の看板が壊され、葬られていた。
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少し進むと、出た!
新井総合施設の看板出現!ここまで一切の案内看板はなし。
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産廃最終処理場の杭。
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入口には警備員がいて、私の車を停止させると近づいてきたが、無視して中へ。
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・・・なんだこの広さは!?
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なんだこれは!?
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野球場よりデカイ、大きな深い穴!!!
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これ全部に産廃がこれから埋まるのか!
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警備員に話を強引に(笑)聞いた。
宿舎より左がこれまで埋め立てた場所で、ズサン管理で県から営業停止勧告を受けた場所で、先ほどの申し訳程度に植樹がされていた場所で、宿舎より左のデカい穴がこれから埋める場所だそうだ。
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吐き気がする・・・


すぐ近くの、10年前にシャープゲンゴロウモドキがいた場所に行ってみた。
一年中、山肌から水が湧き、今でも貴重な生物がたくさん生息している場所だ。
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網を入れてみる。
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そろそろ越冬に入る時期なので生きものの影は薄いが、

サワガニ君。
このあたりのサワガニはなぜか青白い色をしている個体群が多いのです。
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アカハライモリ君。
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このコも今では本当に少なくなりました。

まだまだたくさんの希少種がここにはいます。

これはこの同じ場所で夏に撮った画像です。
なんだかわかりますか?
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白いかたまりは、モリアオガエルの卵塊です。

モリアオも希少種で、場所によっては天然記念物になっています。

このカエルは変わっていて、なんと木の上にこうして卵を産むのです。

しかも、木の下が涸れない湿地帯である場所を選んで、綿あめのようなスポンジ状のフワフワを出し、その中に産卵します。

卵から孵ったオタマジャクシは、ぽちょん、ぽちょん、と、下に落ちると、そこには水があるのです。

モリアオガエルの産卵、孵化を観察し続けたこの場所も、近い将来、消えてしまうかもしれませんね・・・


私たち人間も含め、水はすべての命に繋がります。

もう少し、みんなが真剣に考えるべきではないでしょうか。

テーマ:
今回はネイチャー系のお話しです。

昨日10月19日、木更津市役所で行われた、上総水源愛護会の記者会見に同席してきました。

福島第1原発事故以前から、関東最大級の産業廃棄物の最終処分場が、千葉県民の水源地に汚染物質が埋立てられていました。

場所は、君津市の山中です。

なんでこんなに私が反応するのかというと・・・

もちろん私たち県民の水が危機だあるということ、

そしてさらに、生態系環境保全NPOの立場として、

ここは、幻のゲンゴロウ、

「シャープゲンゴロウモドキ」の生息地だからです・

千葉県では、ようやく数年前、県をあげてシャープゲンゴロウモドキの保全に乗り出しました。

なのに、その場に関東最大級の処分場を増設しちゃうようです。

この業者、新井総合施設株式会社は、1月31日付けで県より、産業廃棄物最終処分場の適正管理について「廃棄物漏れの勧告」を県から受けて、廃棄物の搬入が停止されている状態の業者です。

その業者の産廃施設が、倍に増設されるようです。

事業区域面積、645,293㎡。

これって、ディズニーランドがすっぽり入っちゃう大きさです!

その中に、県内や首都圏の産廃を埋め立てるのです。

放射能残土もです。

その埋立てかたがスゴイ。

山と山の谷を潰すように、まずは2mの産廃を埋めて、その上に50cmの土をかぶせる。

また2mの産廃、50cmの土。

これを繰り返して、山と山の間の谷を埋めちゃって、フラットになったら地表に木を植えるから自然は保てますよ、という理屈です。

これが房総最高の湧水の水源、君津、木更津、袖ケ浦、市原、大多喜の水源地で行われるのです。ここは小櫃川 湊川 養老川の上流に位置しています。

福島第1原発事故後 ただでさえ大問題のこの処分場に高濃度の放射性物質や有害化学物質が含まれる汚泥・焼却灰が埋立てられています。

廃棄物管理が、施設管理がズサンな業者によって。

しっかりしてくれ、森田知事!

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