元々がとても小さいチップの集まりであるLEDは、大きな光を発せられるようにしたせいか、その光が目に入ると、蛍光灯などに比べるととても眩しく感じられます。最近では、ダウンライト(天井埋め込みの、直径10cmくらいの照明器具)で、お部屋全体の明るさを控えてすっきりした雰囲気にされることが多くなっています。しかし、そのダウンライトにLED照明を使うと眩しくなってしまい、たくさんの小さい光が天井で主張して落ち着きません。そうならないためには、調光器(光の強さを調節するもの)をつけておくことをお勧めします。目に優しい程よい光ができますよ。また、眩しさを抑えられるだけでなく、昼には昼らしい明るさを、夜には夜らしい明るさ(暗さ)を簡単につくり出せます。
照明は、部屋を明るくするためのものと思われていますが、心身の健康なリズムのためには“程よい暗さ”をつくり出せることも、とても大切な役割なのです。調光が可能なLEDなら、それが簡単にできます。さらに、同じく調光ができる白熱灯に比べて、大幅に消費電力が少なく省エネなので家庭で使いやすいですね。これから、ますます普及してくるLED照明、性質を知って上手に活かしていきましょう!
写真協力:大光電機株式会社
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料理をしたり、食事をしたり・・・いろいろな作業に明るい光は必須です。 ※画像をクリックすると大きな画面で見られます。

心地良い暗さは、心と身体を休ませてくれます。 ※画像をクリックすると大きな画面で見られます。 |