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築地の職人がマグロの解体作業をフィギュア化!

2013年6月10日 07時30分 (2013年6月11日 07時26分 更新)

日々マグロに接している職人による、こだわりの解体フィギュア

[拡大写真]

“大人のおもちゃ”と言うといかがわしい物を想像しがちだけど、フィギュアだって“大人のおもちゃ”と呼ぶに相応しいと思うわけで。趣味に生きる大人による、イカしたコレクション。
我が家にもありますよ。KISSとかジミ・ヘンドリックスとかブルーザー・ブロディといったフィギュアたちが。このキメ細かさは、子供より大人向けでしょう!

そして今、こんなフィギュアが話題になっているんです。ホビーストックが4月16日より発売しているのは、その名も『解体フィギュア・黒マグロ』。

もう、その発想が新し過ぎる。大体、どこにニーズがあると踏んだのか? ……と思いきや、ニーズは開発者自身にあった模様。企画・製作を担当したのは、築地まぐろ卸業者「株式会社 山和」の渡辺代表である。

「マグロを売買する際、今までノートに図を書いて部位を説明していました。ただ、やっぱりそれだと伝わりづらい。そこで説明に活用するため、実際のマグロを小型化させたフィギュアを思い付いたのです」(「株式会社 山和」渡辺代表)

それだけではない。2万台にも及ぶミニカーを始め、何百ものシューズやGショックを所有しているという渡辺代表。趣味に生きる男として「こんなフィギュアも欲しいな」という衝動が、彼を動かした。

結果、出来上がったのは完全無欠の高クオリティフィギュアである。
「元々のマグロを100%小型化しているわけではないのですが、このサイズで実物に見劣りしないよう製作しています」(渡辺代表)

このフィギュアの売りは、「解体できる」という機能性。その際、通常はダボ穴を活用し、ボタンのようにつなぎ合わせていくのが常だった。しかし、今回は磁石によってつなぎ合わせているという。もちろん、ルックスにも抜かりはなし。あえて表面に切り傷や擦り傷の塗装を施してみせたのだ。海から上がったばかりのマグロではなく、“築地のマグロ”を再現しているのだから。

まだまだ、ある。付属されているおろし台は、山和の物をそのまま再現。

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リアル過ぎるよ!

実用的だ

可愛らしい顔をしている

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ライター情報: 寺西ジャジューカ

1978年生まれ。ブライアン・ジョーンズとビートたけしと前田日明と大江慎也と有吉弘行を敬愛する。
好物=局アナ、篠田麻里子

Twitter:@T_joujouka
Facebook:寺西ジャジューカ

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