蹴球探訪
5・15 J誕生20年 ラモス氏に聞く 満員の国立「幸せ感じた」(6月3日)
トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 6月の記事一覧 > 記事
【グラニュース】ピクシー歩み寄り2013年6月12日 紙面から
名古屋グランパスは11日、飛騨市古川町のふれあい広場サッカー場で、10日間にわたる飛騨古川キャンプを開始した。ドラガン・ストイコビッチ監督(48)は就任後初めてとなるキャンプでの個人面談を行うことを明言。前半戦を5連敗の14位で終えたチームの立て直しに向け、徹底的に選手との意思疎通を図る方針を打ち出した。 例年巻き返しのきっかけとしてきた飛騨古川キャンプが、今年はひと味もふた味も違う。初日の練習を終えたストイコビッチ監督は、「私の時間を使って個人的に話していきたい。もっとチームを良くするために、それが重要だと考えています」と明言。2部練習の合間となる午後、自室に呼び、主力を中心に選手一人一人と膝をつき合わせて本音をぶつけあう個人面談の時間を設定した。 危機感の表れだ。5連敗を喫した中断前最後のC大阪戦後の会見で、「選手たちが何を考えているのか、真剣に話し合う必要がある」と語っていた。この日は「特にケネディとは話したかったが、不運にも彼はいない」と付け加え、オーストラリア代表に招集されたケネディの不在を残念がった。腰痛手術後状態の上がらない元得点王の処遇を、やはり前線の再構築の肝と捉えている。 オフ中はテニスの全仏オープンを観戦し、準決勝で赤土の王者ナダルに惜敗した世界ランク1位のジョコビッチとも会って話をした。「ローランギャロスで彼のモチベーションの高さを見た」と、同じセルビアの英雄から受けた刺激も選手たちに伝えられる。 久米GMは監督の歩み寄りを高く評価し、例年自身が行ってきた個人面談は取りやめた。もう一度チームとしてひとつになるために、膝をつき合わせ、腹を割り、とことん話し合う。 (宮崎厚志) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|
|