【ロンドン=欧州総局】11日のロンドン外国為替市場の円相場は大幅反発。前日終値に比べ2円30銭円高・ドル安の1ドル=96円80~90銭で引けた。
日銀が金融政策決定会合で政策維持を決定したことを受けて、朝方から円買い・ドル売りが進行。各国株安に加え、日経平均先物の下落で、運用リスクを避ける姿勢が強まったことも円の買い戻しにつながった。
円の対ユーロ相場は大幅反発。同2円25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円50~60銭で引けた。
ユーロは対ドルで反発。前日終値に比べ0.0080ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3270~80ドルで取引を終了した。午後遅くに一時、1.3316ドル付近と2月25日以来、3カ月半ぶりのユーロ高水準を付けた。
英ポンドは対ドルで反発。同0.0070ドルポンド高・ドル安の1ポンド=1.5590~5600ドル。
朝方に発表された4月の英鉱工業生産が前月比で増加したことなどから、ポンドが買われた。
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