5月の英住宅価格指数は+5、3年ぶりの大幅上昇=RICS
[ロンドン 11日 ロイター] - 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)によると、5月の英住宅価格は過去約3年間で最も大幅な上昇となった。市場活性化策で新規購入者が誘引された。
RICSが11日発表した5月の英住宅価格指数(季節調整済み)はプラス5で、ロイター調査による予想のプラス4を上回ったほか、2010年6月のプラス5以来の高水準となった。前月はプラス1だった。
政府の緊縮財政措置や賃金の伸び悩み、融資条件の厳しさを背景に住宅市場が圧迫され、同指数はここ3年あまり、概ねマイナスとなっていた。住宅価格は、07年のピーク時に比べて5分の1程度にとどまっている。
だがRICSによると、イングランド銀行(BOE、中央銀行)による融資資金提供スキームや、政府の購入支援策などの融資条件緩和措置が市場に浸透しはじめ、新規購入に関する問い合わせが09年の水準まで回復している。
RICSの国際住宅部門ディレクター、ピーター・ボルトン・キング氏は「不動産の見学に訪れる人が増え、取引成立件数が久しぶりに伸びている」と述べた。また、住宅市場はより富裕な南東部に限らず全国的に安定してきていると付け加えた。
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