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政治
125橋のうちわずか1橋 大阪市が歩道橋の命名権販売で苦戦 「3度目の正直」なるか
2013.6.11 21:51
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「特に大阪の中小企業などは金銭感覚がシビアだ。命名権を購入した場合の宣伝効果も分かりにくく、今の経済情勢の中での販売は難しい」
言い出しっぺは区長
平成22年、歩道橋の命名権事業に全国で初めて乗り出した大阪府も苦戦している。これまでに契約締結にいたったのは、事業対象になっている160橋のうち10橋にとどまる。
府で歩道橋の命名権事業を企画・実行に移したのが大阪市の公募区長制度で福島区長に就任した元府職員、坂本幸三氏(55)だという。坂本氏によると、府枚方土木事務所所長時代に発案。「大規模な施設では高額になるが、歩道橋のような規模なら地域の企業も手を挙げてくれるのでは」と実行に移した。
それだけに大阪市での低迷を残念がり、「最低販売価格を下げるなど工夫が必要なのでは」と提言。今回の3度目の募集を機に、対象歩道橋が5カ所ある同区としても売り込みの側面支援を行う方針だ。
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