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座間・神社放火事件、家裁が少年院へ送致/神奈川

2013年5月20日

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 座間市内で神社などが放火された事件で、横浜家裁(松野勉裁判長)は20日、非現住建造物等放火の疑いで送致された在日米陸軍軍属の三男で在日米陸軍キャンプ座間内のアメリカンハイスクールに通う少年(15)に対し、初等少年院送致の保護処分を決定した。

 横浜地検などによると、少年は3月7日午前1時5分ごろ、座間市栗原中央2丁目の無職男性(90)方に放火し、物置兼車庫70平方メートルを全焼させ、同2時25分ごろには同市栗原中央4丁目の栗原神社神楽殿に放火した、とされる。

◆在日米陸軍司令官、市長訪ね「遺憾」
 在日米陸軍軍属の三男による放火事件で、在日米陸軍のマイケル・ハリソン司令官は20日、座間市役所を訪れ、遠藤三紀夫市長に遺憾の意を示した。

 同司令官は「被害者に精神的苦痛を与え、地域の財産に被害を及ぼしたことは痛恨の極み。強固な協力関係に悪影響が出ないように願っている」などと述べた。

 遠藤市長は「今回の事件を教訓に再発防止など十分な対応をしてほしい」と求めた。同司令官は離任あいさつで同市を訪れていた。

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