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2013年6月11日(火) 東奥日報 ニュース



■ 農家らリンゴ園で意見交換/弘前

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リンゴの生育回復が進む一町田地区の園地を視察する葛西市長(手前左)
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 弘前市、県などによる同市農業生産推進協議会(会長・葛西憲之市長)は11日、市内のリンゴ園と大豆ほ場で現地督励と青空座談会を実施した。農家約40人と協議会委員、職員ら約40人が懇談し、今後の市農業振興に向けて意見を出し合った。

 同市一町田地区の会場のリンゴ園では、園主の山田忍さん(59)が「このところの好天で生育遅れをかなり取り戻した。摘果剤を利用して早め・強めの摘果に努め、良品生産につなげる」と説明。葛西市長、三浦一昭県中南地域県民局地域農林水産部長、西澤幸清つがる弘前農協組合長らが激励した。

 青空座談会では地元農家から「環太平洋連携協定(TPP)に日本が参加すれば弘前のリンゴ農家にとって危機的状況になるのではないか」「つがるロマンの後継銘柄の開発を急いでほしい」といった意見が出た。葛西市長は「TPP交渉参加に対し憤りを感じる。日本一のリンゴ産地の責任者として、県を通して、または私が直接(国に対し)、必要な対処をしたい」と強調。三浦部長は「後継米の候補として有望2系統に絞り込んでいる段階」と述べた。

 協議会委員らはこのほか、2012年2月に発足した「農事組合法人かわにし」(成田昭敏代表理事)が、藤代地区のほ場で取り組む大豆は種作業を視察した。

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