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最終更新:2013年6月11日(火) 15時1分

日米離島防衛訓練、オスプレイが初めて海自艦着艦へ

 アメリカ・カリフォルニア州で、日米共同の離島防衛訓練が始まりました。これに併せて今回は、初めてアメリカ軍の輸送機・オスプレイが、日本の護衛艦に着艦する訓練も予定されています。

 日本時間の11日から始まったアメリカ軍の上陸訓練「ドーン・ブリッツ」では、初めて、日本の陸・海・空の3自衛隊からおよそ1000人が参加、離島防衛を想定した統合作戦の訓練を行います。

 海上自衛隊からは、「空母型」の護衛艦「ひゅうが」やイージス艦の「あたご」などが参加。陸上自衛隊の部隊や「戦闘ヘリコプター」などと一体化して実戦的な訓練を行います。今月14日には、初めてアメリカ軍の輸送機・オスプレイが自衛隊の護衛艦に着艦する訓練も行われますが、これについて小野寺防衛大臣は、災害救援の訓練であることを強調しました。

 「さまざまな作戦において必要だと思いますが、救助あるいは人道支援にも、今後活用する可能性がありますので、そういう切り口も大切だと思っています」(小野寺五典 防衛相)

 今回の訓練をめぐっては、中国側がアメリカ側に対し中止要請をしていて、今後、中国側からの反発も予想されます。(11日11:45)

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