トップページ科学・医療ニュース一覧志賀原発「活断層のデータ得られず」
ニュース詳細

志賀原発「活断層のデータ得られず」
6月5日 16時47分

志賀原発「活断層のデータ得られず」
K10050936211_1306051709_1306051716.mp4

石川県にある志賀原子力発電所について北陸電力は、断層を分析した結果、活断層を示すデータは得られなかったとして、6日に国の原子力規制委員会に報告することになりました。

志賀原発では、1号機の地下を走る断層について専門家から活断層ではないかと指摘されていて、国から指示を受けた北陸電力が追加の調査を行っています。
原子炉建屋の近くで深さ40メートルのトンネルを掘り、断層から採取した土砂などを分析した結果、地中に生じた亀裂に地下水などが入り込み、断層が形成されたことを示す成分が検出され、断層の上にある地層が上下にずれている形跡も見られなかったということです。
このため北陸電力は、活断層を示すデータは得られなかったとして、6日に規制委員会に報告することになりました。
原子力規制委員会は、全国の6つの原発について断層の調査を進める計画で、福井県の敦賀原発については、先月22日、「2号機の真下を走る断層は活断層である」と判断しています。
しかし、志賀原発と福井県の美浜原発については、規制委員会による調査の時期は決まっていません。

[関連ニュース]
k10015093621000.html

[関連ニュース]

  自動検索

大飯原発の活断層評価結果を了承 (6月11日 6時12分)

活断層と判断の根拠説明 住民から不満 (6月7日 14時11分)

志賀原発「活断層でない」と報告 (6月6日 20時40分)

関電 活断層連動踏まえ評価結果示す (6月6日 20時40分)

このページの先頭へ