日本工作機械工業会(東京・港、花木義麿会長)が11日発表した5月の工作機械受注額(速報値)は前年同月比7.4%減の970億5400万円だった。13カ月連続で前年同月割れとなったが、マイナス幅は4月より16.2ポイント縮小。受注額の7割を占める外需(輸出)を中心に回復の兆しが出てきた。
外需は5.7%減の680億9300万円。マイナスは8カ月連続だが、航空機や自動車向けなど北米の受注は堅調で、今後は東南アジアでの自動車向けの需要増も期待できるという。低迷していた欧州でも「航空機向けを中心に商談が成立するようになってきた」(牧野フライス製作所)。
内需(国内)は11.2%減の289億6100万円で12カ月連続でマイナスとなった。円高修正で受注は上向きつつあるが、中小企業を中心に投資への慎重姿勢が強い。ただ同工業会は「国内では先行き不透明感から動きは鈍いものの、受注が伸び始めている。外需は自動車関連が好調で今後に期待ができる」とみている。
花木義麿、受注、日本工作機械工業会
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