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'13/6/10

観光地循環、10月以降も



 中国ジェイアールバス(広島市南区)は、広島市中心部の観光地を回る循環バス「ひろしま めいぷるーぷ」の運行期間を延長する。9月末までの予定だったが10月以降も続ける。

 乗客数は低迷しているが、今後、PRを強めて利用を増やすとしている。

 全国菓子大博覧会に合わせ4月に開始。JR広島駅新幹線口を発着し、市内の美術館や原爆ドームなど7カ所を50分で回る。午前9時〜午後5時半に30分間隔で18便運行している。

 これまでの1日の乗客数は平均105人。観光客の利用が想定より少なく、採算ラインを下回っているという。ただ、美術館などから存続を求める声があり、観光パンフレットでのPRや外国人向けの案内を強化して利用増を目指す。

 広島県立美術館(中区)で「ゴッホ展」が開かれる7〜9月の土日祝日は臨時便を15本増やし、15分間隔にする。山口博文取締役は「国内外の観光客へのPRを強めたい」と話している。

【写真説明】運行の継続が決まった循環バス




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