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道仁会、抗争終結を宣言 九州誠道会は解散

 特定抗争指定暴力団の九州誠道会(福岡県大牟田市)との抗争事件を約7年にわたって繰り返してきた道仁会(同県久留米市)は11日、抗争終結を宣言する文書を福岡県警に提出した。九州誠道会は解散届を出した。

 両団体は改正暴力団対策法に基づき、活動が大きく制限される「特定抗争」に指定されているが、3カ月ごとの更新期限が今月末に迫っている。

 警察当局内では、抗争が実際に終わるのか懐疑的な見方が強く、特定抗争指定をさらに延長することも視野に、情報の分析を進める方針。

 県警によると、道仁会と九州誠道会の幹部それぞれ3人が11日午後、久留米署に出向いた。

 九州誠道会は2006年、道仁会の最大勢力だった村上一家が離脱して結成。道仁会の3代目会長人事に反発したのが原因で、07年8月には道仁会会長が射殺されるなど抗争は泥沼化した。

 07年11月、佐賀県武雄市の病院で、道仁会系組員が九州誠道会関係者と間違えて一般男性を射殺するなど、これまで47件の抗争事件が起き、計14人が死亡している。

 福岡、佐賀、長崎、熊本各県の公安委員会は昨年12月、両団体を特定抗争指定暴力団に指定。警戒区域内の事務所立ち入りや5人以上での集合を禁じ、違反した場合は中止命令を経ずに即座に逮捕できるようになった。今年3月には指定が延長された。

[ 2013年6月11日 13:50 ]

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