国際米政権の情報収集暴露、元CIA職員は異色の経歴 大学行かず部隊志願2013.6.11 10:34

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米政権の情報収集暴露、元CIA職員は異色の経歴 大学行かず部隊志願

2013.6.11 10:34 米国
米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏=撮影日不明(ガーディアン提供・AP)

米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン氏=撮影日不明(ガーディアン提供・AP)

 オバマ米政権が市民の通話履歴やネット上の情報を収集していると暴露した中央情報局(CIA)元職員エドワード・スノーデン氏(29)は、大学教育を受けず、米軍特殊部隊に志願した過去があるなど異色の経歴を持つ。英紙ガーディアンなどによると、高校卒業資格を取るため米東部メリーランド州の教育機関に通ったが中退、後に試験で卒業資格を得た。CIA職員として、このような学歴は「聞いたことがない」と関係者はいう。

 2004年には陸軍特殊部隊を目指し予備軍に入隊したが4カ月余りで除隊。訓練で脚を骨折したためという。その後、コンピューターの知識と技能を評価されCIAに雇われ、07年にはジュネーブに駐在するなど3年近く勤め機密文書にアクセスする機会を得た。09年には民間会社社員として在日米軍基地内の国家安全保障局(NSA)施設で勤務。市民の個人情報を収集するオバマ政権に失望したのは、このころという。(共同)

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