村田、英語で世界王者宣言！トップランク社と契約会見

紙を見ながら英語でスピーチする村田（右） Photo By ＡＰ

　ロンドン五輪のボクシング男子ミドル級金メダリストでプロに転向した村田諒太（２７）＝三迫＝が１０日、ロサンゼルスで米興行大手トップランク社との契約記者会見に臨み、紙を見ながらの英語のスピーチで「世界チャンピオンになるために一生懸命頑張る」と宣言した。デビュー戦は８月下旬に東京で行う予定。

　日本人４８年ぶりの五輪ボクシング覇者となった村田は「プロの世界で負けてしまうと、その誇りも打ち砕かれてしまうので、勝ち続けようと思っている」と力強く語った。契約金の使い道を問われ「妻に全て委ねる」とおどける場面もあった。

　トップランク社を経営するボブ・アラム氏は、デビューから３試合は日本で闘い、その後は米ラスベガスや、シンガポールなどアジア各国で興行する構想を披露し「３年以内に世界王者になる。日本での人気を大きく上回る世界のスターになるはず」と熱弁した。（共同）