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2013年6月9日(日) 東奥日報 ニュース



■ 「奇跡のリンゴ」千人観賞/弘前

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上映終了後、リンゴの形のカードに感想を書き込んで壁に貼る来館者たち=8日午後、弘前市のワーナー・マイカル・シネマズ弘前
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 弘前市内を中心に本県で全編を撮影した映画「奇跡のリンゴ」が8日、県内5館を含む全国で封切りされた。ご当地の同市の映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ弘前」では約千人が観賞し、「近年まれにみる動員数」(鶴井信之副支配人)のにぎわいを見せた。

 同市のリンゴ農家木村秋則さんが約40年前、困難な無農薬栽培に挑戦した実話の映画化。主人公夫婦を人気俳優の阿部サダヲさん、菅野美穂さんが好演している。

 同館は封切りに当たり、2スクリーンを割り当て。1作品の1日の上映回数としては、同館では最多クラスの計11回上映した。

 同館によると、同じく同市で撮影された「津軽百年食堂」(2011年)の初日は約300人で、これでもヒットと言える数字。同館での1日千人動員は、「ハリー・ポッター」シリーズ並みの高いレベルだという。

 見終わった人たちは、備え付けのリンゴの形のメッセージカードに「家族の支えの大切さを実感」「岩木山とリンゴ畑がとても美しくて弘前の良さを感じられる作品」などと感想を記し、館内に飾られているリンゴの木の大きな写真に貼り付けていた。

 秋田県大館市から夫婦で訪れた元消防職員奥村秀夫さん(73)は「どうしても初日に見たかった。主人公はよく10年も我慢してリンゴを育てた。かあちゃん(妻)に気付かれないように何回も泣いた」と話していた。

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