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青函圏交流会議が情報交換会
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情報交換会で函館との交流の取り組みを発表する「あおぞら組」の古川さん(左) |
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本県と北海道の産学官124団体でつくる「青函圏交流・連携推進会議」は10日、青森市の青森グランドホテルで本年度の情報交換会を開いた。青函双方から交流強化に向けた取り組みが披露され、発表者は「北海道新幹線開業をキーワードに、青函連携の効果を引き出したい」などと意気込みを語った。
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北洋銀行(本店・札幌市)青函産業振興室の大内さおり調査役は、2015年度末の同新幹線新函館開業を見据え、同行と青森銀行が昨年末に連携協定を結んだことを紹介。
連携事業の第1弾として、今年3月にイカやリンゴなど青函の食の魅力を発信する「函館・青森フェア」を札幌市で開催したことなどを示し、「青函圏の経済力を一層強いものへと引き上げるサポートをすることが私たちの責務」と強調した。
本県側からは、大間町のまちおこしグループ「あおぞら組」の古川美香さんが、4月に就航した大間・函館航路のフェリー「大函丸」を大漁旗で出迎えた活動などを発表し、「かつて函館でキャンペーンを行った時、市民の反応は『あ、大間までフェリーが走っているんだぁ』という感じだった。もっと函館の人たちに『向こう岸』をアピールしていきたい」と意欲を示した。
情報交換会に先立つ総会では、12年度事業報告など4議案を承認した。同会議は1988年設立の「青函インターブロック交流圏構想推進協議会」を11年4月に改組。10日は青函双方から行政や商工、文化団体の関係者ら約50人が出席した。
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