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日銀が景気判断を上方修正 金融政策は現状維持
6月11日 12時12分

日銀は、11日まで開いた金融政策決定会合で国内の景気について「持ち直している」として景気判断を上方修正したうえで、2%の物価目標の実現に向けて大規模な金融緩和を続けていくことを確認し、金融政策を現状のまま維持することを決めました。

日銀は11日までの2日間、金融政策決定会合を開き、国内外の景気の情勢やこのところ変動が大きくなっている金融市場の動きについて議論しました。
景気の現状については、アメリカなどの海外経済が回復に向かうなかで、輸出や生産が持ち直しに向かっており、個人消費も底堅く推移していること、弱めに推移してきた企業の設備投資も下げ止まりつつあることから全体として「持ち直している」として、景気判断を上方修正しました。
景気判断の上方修正は6か月連続となります。
そのうえで金融政策については、2%の物価目標の実現に向けてことし4月に導入した大規模な金融緩和を続けていくことを確認し、金融政策を現状のまま維持することを全員一致で決めました。
一方、このところ長期金利が上昇したり円相場や株価が乱高下していることを踏まえて、金融緩和策が市場に及ぼす影響について、突っ込んだ議論をしたものとみられます。

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