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2013年6月10日(月) 19:05 |
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岡山市街づくり構想、素案まとまる
岡山市は、岡山城周辺の北区丸の内エリアについて将来歴史公園として整備する構想の素案をまとめました。
10日に開かれた岡山市議会総務委員会で、岡山市北区丸の内周辺の、新たな街づくりの素案が示されました。 素案では、現在国の史跡として保存整備されている岡山後楽園や岡山城本丸だけでなく、かつて城があったとされるさらに広い範囲を歴史公園にしたいとしています。 岡山市は、素案でこのように4つのエリアにわけそれぞれの活用方針を示しました。 中でも、旧内山下小学校周辺は歴史公園の玄関口と位置づけ、敷地内にあったとされる庭園の復元などで魅力を高めたい考えです。 校舎は文化財的価値が高いとして、建物を残すことを前提としています。 また、旧NHK岡山放送会館については、建物を撤去。 移転新築する岡山市民会館とともに、歴史公園のための土地としておおむね10年で、整備を完了したい考えです。 岡山市は、素案をまとめるにあたって地元町内会との協議も重ね、ほぼ賛成を得ていると説明しました。 議員からは、「ぜひ構想を前に進めて欲しい」、「何をどうアピールするか、今後慎重な議論を」などの意見が出されました。 岡山市は今後、素案についてパブリックコメントを実施し、早ければ9月にも成案をまとめたい考えです。
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