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奇跡の一本松 最後の枝葉付け復元完了 岩手・陸前高田

写真:3日、最上部の枝葉が付け直された一本松=岩手県陸前高田市拡大3日、最上部の枝葉が付け直された一本松=岩手県陸前高田市

写真:最上部の枝葉が取り付けられる「奇跡の一本松」=3日午前8時55分、岩手県陸前高田市拡大最上部の枝葉が取り付けられる「奇跡の一本松」=3日午前8時55分、岩手県陸前高田市

写真:高台にある仮設住宅の前に立つ松坂泰盛さん。晴れると一本松が見える=岩手県陸前高田市竹駒町拡大高台にある仮設住宅の前に立つ松坂泰盛さん。晴れると一本松が見える=岩手県陸前高田市竹駒町

 【杉村和将】東日本大震災の大津波に耐えながら枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が3日、復元された。最上部の枝葉が再び取り付けられ、全体の姿が復元された。本来は3月に完了するはずだったが、枝葉と幹をつなぐ角度のミスで、工事をやり直していた。早ければ9日に足場が取り外され、元の姿を取り戻す。

 一本松は、高さ約27メートルのうち、20メートルの辺りから枝葉が広がる。最上部に取り付ける枝葉は高さ約7メートル、重さ約900キロ。3日は、正確な角度で取り付けるよう、測量士が3D画像と照合しながら作業した。

 夫婦で被災地めぐりをしているという名古屋市の宮田茂さん(75)はこの日、偶然訪れ、「この細い幹でよく持ちこたえましたね。災害を風化させないために一本だけ残ったのかな。そんな気がします」。

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