7月4日の参院選告示まで1か月を切った中、出馬断念が相次いでいる。新党改革代表の舛添要一参院議員(64)は参院選不出馬を表明し、政界引退がささやかれている。一方、自民党から比例代表での公認が発表されていた元女優の田島美和氏(49)は週刊誌報道で、出馬辞退に追い込まれた。
舛添氏は厚労相時代から次期首相候補で常に上位にランキングされてきたが、3年前の自民党離党を転機に存在感が薄れていった。来る参院選では様々な復権プランが練られていた。
「自民党に復党する話が何度か持ち上がっていました。安倍首相の側近だった新党改革の荒井広幸幹事長が動いていたものの、舛添氏は除名処分された身で障害が多く、また荒井氏も自身の処遇を優先させ、話をまとめられなかった」(永田町関係者)
舛添氏は7日、「党勢を拡大できなかった。責任を取る」と7月の議員任期満了をもって党代表辞任と不出馬を表明。
政界引退説も流れているが、周辺は「一度、政治学者に戻って、外から政治を見たい」と話しており、態勢を立て直した後に、都知事や国政の舞台に返り咲きたい構えで、燃え尽きてはいない。
一方、参院選の比例代表で自民党から公認されていた田島氏は、1980~90年代に「麻生真宮子」の芸名で活動していたが、週刊誌で過去のヘアヌード写真集や暴力団との交際疑惑が報じられ、党内でもめ出した。
「黒い疑惑よりもヘアヌードの件で女性党員から苦情や異論が相次いだ。田島氏は3年前の参院選に出馬した際もヘアヌードの過去は報道されていた。当時は野党だったせいか騒がれなかったんですが…」(党関係者)
一身上の都合を理由に公認辞退となる田島氏。「実質は公認取り消しみたいなもので、ちょっとかわいそう」(党議員秘書)と同情の声も聞かれる。アベノミクスに陰りも出始めている中、支持率ダウンとなる芽が摘まれた形だ。
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