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【スポーツ】新谷仁美がメダルお持ち帰り宣言2013年6月11日 紙面から 日本陸連は10日、8月10〜18日にモスクワで行われる世界陸上の代表26人を東京都内で発表した。女子長距離で2大会連続選出の新谷仁美(25)=ユニバーサルエンターテインメント=はメダルの“お持ち帰り”を宣言。男子100メートルで日本人初の9秒台突入を目指す山県亮太(21)=慶大=や、世界最速高校生の桐生祥秀(17)=京都・洛南高=、出場の意思を明確にしていない男子ハンマー投げの室伏広治(38)=ミズノ=らも名を連ねた。 ◆1万メートルに集中持って帰るのは洋服ではない。メダルだ。ぶっ飛んだ発言を連発することで知られる新谷の目が本気になった。「皆さんがほしいモノを持って帰りたい。30分30秒を出せる練習をすることがメダルへの近道」。キッパリと言い切った。 一般ファンにも開放された記者会見で「彼氏はいません」「フリーです」とアピールしまくった25歳はオシャレには敏感だ。ロンドン五輪ではレース終了直後に洋服を買いに出掛けたほど。だが、モスクワの場合は勝手が違うとみている。「(想像よりも)寒いだろうし、季節外れのものが売っててもしょうがない」。ならばレースに専念するしかない。「日本のユニホームをバシバシ世界に映してもらいたい」。格好よりも走りで存在をアピールする。 決意は種目の選択にも表れている。「早く終わるので1万メートルより好き」という5000メートルの出場資格も持つが「5000には出ない。1万1本」と明言。「陸上界のことを本当に考えたら結果が必要。私のわがままでだめにするわけにはいかない」と、今季世界ランク2位で、より世界に近い1万メートルに専念する。 「ケニアとエチオピアがいつもタイトルを取っているけど、彼女たちに『この日本人、何なの』と思われるレースをしたい」。昨年のロンドン五輪は入賞まで約4秒届かない9位。人一倍プロ意識の高い無敵女王はもちろん満足していない。入賞を飛び越えるメダルで、悔しさを晴らす。 (川村庸介) PR情報
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