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【ゴルフ】

朴仁妃がメジャー連勝

2013年6月11日 紙面から

◇全米女子プロ<最終日>

 ▽8日、米ニューヨーク州ピッツフォード、ローカストヒルCC(6534ヤード、パー72)▽晴れ、気温15〜27度、弱風▽賞金総額225万ドル、優勝33万7500ドル▽150選手

 【ピッツフォード(米ニューヨーク州)テッド・ムース】第3ラウンドと最終ラウンドの計36ホールを行い、世界ランク1位の24歳、朴仁妃(パク・インビ、韓国)が優勝。4月のクラフト・ナビスコ選手権に続くメジャー2連勝で、通算3勝目、ツアー通算7勝目を飾った。メジャー大会は韓国勢4連勝で、台湾と中国を含めたアジア勢の連勝は9に伸びた。宮里藍(27)=サントリー=は15位、宮里美香(23)=NTTぷらら=は22位、有村智恵(25)=日本ヒューレット・パッカード=は33位だった。大会は雨で開幕が1日遅れ、最終日に決勝の2ラウンドを行った。

◆アニカ以来の快挙

 朴仁妃にグランドスラム(全メジャー大会制覇)の夢が出てきた。メジャー大会の第1、2戦の連勝は、全盛期だった2005年のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)以来の快挙だ。

 「ショットがバラバラ。だから、プレーオフに残れただけでもラッキーだった」。事実、最後の9ホールはフェアウエーに残ったのは1ホールだけ。それでも修正できるところが、世界ランク1位の実力だ。

 マシュー(英国)とのプレーオフについては「とにかくフェアウエーに打つことだけを考えた」。18、10番と、ともにパーで分け。3ホール目の18番、マシューが1打目を曲げたのに対し、ラフを避け、6メートルのバーディーパットを沈めた。

 昨季の米ツアーの賞金女王は「この1年、自分でも本当に成長したと思う」と自信たっぷり。グランドスラムの可能性を問われると「クラフト・ナビスコ選手権を勝った時には頭によぎったが(24歳の)私にはまだまだ時間がある」と慎重に答えた。

 

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