'13/5/30
診療中の死、届け出義務付け 厚労省、医療法改正へ
厚生労働省の検討部会(座長・
厚労省は国内で起きる診療関連の死亡事例を年間1300〜2000件と試算。これらを網羅的に把握し、よりきめ細かな医療事故対策の立案につなげたい考えだ。
概要によると、医療機関は診療行為に絡む予期せぬ患者死亡事例が起きた場合、遺族に十分な説明を行い、第三者機関に届け出るとともに速やかに院内調査を実施。結果を第三者機関に報告し、遺族にも開示する。第三者機関は死亡事例を分析、共通要因を洗い出して注意喚起する。院内調査の実施に関し、求めに応じて医療機関への助言も行う。