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【プロ野球】

藤浪「勝ちにこだわる」 快投で交流戦締めくくる

2013年6月11日 紙面から

「1番になるぞー!」練習前、メッセンジャー(左)と談笑し指を突き上げる藤浪=甲子園で(田中太一撮影)

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 スーパールーキーの藤浪にとっては願ってもない舞台だ。実戦を通じて楽天の田中から「王様ピッチング」を学びたい−との強い意欲を見せた。

 「テレビで見る機会はありますけど、自分の知っているチームと対戦するので勉強になると思います。プロのトップ、超一流でやっている方。何か一つでも学べればいいと思います」。2人はともに9日の試合に先発し、藤浪は中6日で交流戦ラストゲームの16日の楽天戦(Kスタ宮城)に先発する。マー君と初対決するのは確実だ。ともに甲子園優勝投手という間柄。実戦の中から収穫を見いだすことになる。

 現在チームは交流戦で首位ソフトバンクに2ゲーム差の4位。藤浪が投げる交流戦ラストゲームが交流戦Vが懸かった一戦になる可能性もあるが、「たとえ交流戦優勝に絡まない試合でも、その試合で(ペナントレースの)最後の0.5ゲーム、1ゲームになるので、そこは勝てるピッチングにこだわりたい」とキッパリ。勝利の投球で交流戦を締めくくる。 (中谷秀樹)

 

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