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【大リーグ】まさかの落球に「イチローコール」 無安打も決勝のホーム踏む2013年6月11日 紙面から ◆ヤンキース2−1マリナーズ【シアトル穐村賢】名手の珍しいミスだった。イチロー外野手(39)は敵地でのマリナーズ戦に6番右翼で出場。7回の守備で右邪飛を落球し、5月15日以来となる今季2つ目の失策を記録してしまった。 同時に打球を追った二塁手カノに対し、自分が捕るつもりで声を出したが、「お客さんの声があったから、セカンドに聞こえてないんじゃないかという意識が僕にあった」。カノの動きが気になって落下点に真っすぐ入れず、打球をグラブの土手に当ててはじいた。 名手の落球に古巣のファンはどよめき、“慰め”の「イチローコール」まで自然発生。すると、恩返しとばかりにイチローも足で魅せる。9回の第4打席は四球で出塁。犠打で二塁に進んだ後、スチュワートの左前打で生還。左翼手の位置は浅めだったが、「(止まる)チョイスはない。行くだけ」と果敢に走って決勝のホームを踏んだ。 「(イチローコールは)ここ(シアトル)っぽい感じがしました」と試合後は冷静に振り返ったが、落球直後は思わずグラウンドに突っ伏して顔を覆ったイチロー。今季のシアトル遠征はこれが最初で最後。ミスには赤面したが、「(今日は)僕にとっては流れが良くなかった。9回で終わって良かったなあという思い」とチームの勝利に安堵(あんど)の表情を浮かべた。 PR情報
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