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【グラニュース】磯村奮起せよ 日本代表・麻也からメッセージ2013年6月11日 紙面から カタール・ドーハでのW杯最終予選イラク戦を控えた日本代表DF吉田麻也(24)から不振の名古屋グランパスに熱いメッセージが届いた。吉田は若手の奮起を促し、特に親交が厚いグランパスユースの後輩、MF磯村亮太(22)を名指しし、逆境を糧に成長するよう強く求めた。 W杯出場を決め、コンフェデ杯へと準備を進める日本守備陣の顔は、古巣のグランパスの惨状も常に気に掛けていた。 「こういう悪いときこそ、若手が出てこないと。今試合に出ているのは泰士(田口)くらい? 泰士、イソ、本多…。そういう選手にとってはチャンスだし、ここで結果を出すしかない」 サウサンプトンでもインターネットの動画サイトなどでグランパスの試合をチェック。「中盤がスカスカになっている」と、グランパスの課題は頭に入っている。だからこそ、リーグ戦ここまでわずか1試合26分の出場しかないボランチの磯村には厳しい言葉が口をついた。「イソは去年ケガもあってしんどかったと思う。だけど、サッカー選手として、ケガはしょうがないではダメ。そういうときこそ伸びる」 磯村は昨年、両足の第5中足骨を相次いで骨折する不運に見舞われ、シーズンのほとんどを棒に振った。吉田自身も10年に左足首を骨折して長期離脱。その期間に南アフリカW杯を長崎の実家のテレビで見た悔しさが、日本人DF初のプレミアリーガーというステップアップと、ブラジルW杯出場権獲得につながった。逆境にこそ、飛躍のチャンスがあると説いた。 5月に名古屋市内のホテルであった自身の結婚式に、グランパスの後輩で唯一招待したのが磯村だった。「試合に出られるようにがんばれって、ずっと言ってきた」。同じグランパスユース出身。偉大な先輩の思いに、磯村は後半戦の逆襲で応えるしかない。 (宮崎厚志) PR情報
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