- [PR]
経済
ノマドワーカー「たまり場」で新ビジネス グランフロント大阪
オフィスや打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行える作業場「コワーキングスペース」が注目を集めている。パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)を使い、決まったオフィスを持たずにカフェなどで仕事をする「ノマド(遊牧民)ワーカー」と呼ばれる人らが利用しており、大阪駅北の「グランフロント大阪」にも開設された。異なる業種の人たちが一つの空間に集まるスタイルに、専門家は新たなビジネスの「ゆりかご」になる可能性もあると指摘している。
(小川原咲)
起業、アイデアも「コワーキング」
4月にオープンした「グランフロント大阪」の北館7階にできたのは、会員制の「ナレッジサロン」。広さ1500平方メートルのフロアの真ん中には机と3、4人が座れる椅子が置かれ、約40席のメーンラウンジからは電車や梅田の街が見下ろせる。会員数は800人を超え「予想よりペースが速い。スペースが足りなくなるかもしれない」(古市涼子マネジャー)という。
こうした“ノマドワーカーのたまり場”は、大阪市内だけで10カ所ほどあるという。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]