経済ノマドワーカー「たまり場」で新ビジネス グランフロント大阪+(1/3ページ)(2013.6.10 12:18

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ノマドワーカー「たまり場」で新ビジネス グランフロント大阪

2013.6.10 12:18 (1/3ページ)west経済
異業種の人たちがスペースを共有して交流しながら作業ができる、コワーキングスペース「オオサカンスペース」で談笑する利用者ら=大阪市中央区

異業種の人たちがスペースを共有して交流しながら作業ができる、コワーキングスペース「オオサカンスペース」で談笑する利用者ら=大阪市中央区

 オフィスや打ち合わせスペースなどを共有しながら独立した仕事を行える作業場「コワーキングスペース」が注目を集めている。パソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)を使い、決まったオフィスを持たずにカフェなどで仕事をする「ノマド(遊牧民)ワーカー」と呼ばれる人らが利用しており、大阪駅北の「グランフロント大阪」にも開設された。異なる業種の人たちが一つの空間に集まるスタイルに、専門家は新たなビジネスの「ゆりかご」になる可能性もあると指摘している。

(小川原咲)

起業、アイデアも「コワーキング」

 4月にオープンした「グランフロント大阪」の北館7階にできたのは、会員制の「ナレッジサロン」。広さ1500平方メートルのフロアの真ん中には机と3、4人が座れる椅子が置かれ、約40席のメーンラウンジからは電車や梅田の街が見下ろせる。会員数は800人を超え「予想よりペースが速い。スペースが足りなくなるかもしれない」(古市涼子マネジャー)という。

 こうした“ノマドワーカーのたまり場”は、大阪市内だけで10カ所ほどあるという。

月9800円で都心にオフィス、異業種交流

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