速度違反の取り締まりが時折行われる場所。国道19号が片側2車線から1車線に切り替わるため、速度を上げて前の車を追い越す車が目立つという=6日午前、岐阜県恵那市長島町中野、井上恵一朗撮影 |
【井上恵一朗、樫本淳】制限速度を20キロ超えていても、危険性がなければ警察が取り締まる必要はないのではないか――。古屋圭司国家公安委員長のそんな発言が波紋を広げている。違反を容認した問題発言か、実態に即した問題提起か。賛否は割れている。
「交通違反の取り締まりを見直していきたい」
古屋氏は7日の会見で、改めてこう訴えた。メールで激励が届いているとも明かし、「数千通来てます」と自信を見せた。
古屋氏が「制限速度を超えても」などと発言したのは、この3日前。警察を管理する立場であることから、問題視する声も出た。
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朝日新聞社会部