決意の誓いとエロRPGの追憶
alfaはエロ同人から撤退し非エロの一般向け商業漫画家を目指します。
辞めるにあたり、今までのエロ同人活動での思い出や得た経験について振り返ろうと思います。
まずこの追憶記録を書こうと思った理由は、エロ同人に未練があると妥協心が生まれるからです。
自分にとってのエロ同人が何なのかを文章にする事で、エロ同人が不要であるという事を自分に明確に認識させます。
私は2009年に漫画家を目指し「マジシャンしるく」を集英社と小学館に投稿しました。
結果は落選、絵と話が両方下手で商業では全く通用せずその後はWRB漫画投稿サイト「新都社」に無料漫画を連載し感想コメントを貰って漫画家気分を味わうというお金にならない自己満足を続けていました。
しばらくして牛帝さんのWEB漫画「同人王」を読んでDLsite.comの存在を知り、会社勤めをしながらでも副業ができるので無料漫画よりは時間を有効活用できると思いエロ同人を始めました。
さっそく自分の好きな銀魂の神楽を題材にしたエロゲーム1作とエロCG集1作を販売しましたがどちらも販売数100本未満で不発、諦めかけた時に偶然、メフィスト様のRPG作品「くのイチ忍法帳シリーズ」と運命的な出会いを果たしました。
私はこの作品を見た時、大変失礼な言い方ですが、あの絵で1000本以上売れているのは感動的でした。
当時はRPG作品が50本に満たなかったと思います。
ちょうどノベル・アドベンチャーが飽きられた時であり、操作性の高いRPGは需要の割りに供給が極端に少なかったので「RPGというだけでなんでも売れる」時代でした。
その後、2010年に私は最初のヒット作となる「イカせ師戦記RPG」を完成させます。
予想外にヒットし大金の150万円が手に入ってしまい、ブームで売れたのを実力と勘違いし、会社を辞めて本気で専業同人作家を目指そうかとまで一時期思いました。
2011年に作った2作目の「イクッ娘モンスターRPG」は版権キャラを使ったパロ作品で、初音ミクが著作権に引っかかりクリプトン社から勧告が通達され、わずか1週間で販売中止となりました。
そして2012年、RPGブームに陰りが見え始める中、最後の作品ある「売春イカせ少女RPG」を完成させます。
結果は、前2作よりも内容が良くなっているはずなのにあまり売れませんでした。
この時私は「RPGというだけで売れる」時代の終わりを確信したのです。
絵とゲーム内容の両方が優れたRPGは昔と変わらずヒットしています。
しかし、供給が多いので片方しか優れていない物は購入選択から外されてしまいます。
両方悪い商品は論外です。
難易度が高くなり、売れるには多大な労力が必要となりました。
私はエロ同人を続けるのかどうか、葛藤しました。
しばらくダラダラと無気力に過ごし、その後ニコニコ動画で東方にはまりました。
東方はファンによる二次創作が盛んで、皆がキャラクターの絵を真似し、キャラクターを使ってオリジナルのネタや話を作っている人気ジャンルです。
私は東方の作者を物凄く羨ましいと思うようになりました。
自分の考えたキャラを皆が真似して描いてくれたらどんなに幸せだろうかと。
そして私は気がつきます。
エロ作品では世間一般には認められず、キャラクターの二次創作はしてもらえないという事実です。
一般向け作品で自分にできるのは漫画だと思いました。
ブームの終わったエロ同人で売れるには労力が必要です。
だったらいっその事、その分の労力で漫画家を目指した方が自分の欲求を大きく満たせると考えました。
はっきり言って今のエロ同人はバイトにも満たない利幅しか得られません。
目先の小銭よりも、何年先になってもいいので一般向け漫画で成功したいと強く願いました。
エロ同人で得た物は、お金と、絵の練習になった事です。
この数年で自分的にはかなり絵が上手くなったので経験としては良かったと思います。
私は今後、販売用のエロ同人作品を一切作らない事をここに誓います。
それは妥協だからです。
漫画家になるという困難な目標の障害になります。
今後、仮にかつてのRPGのような売れやすいブームが何か登場したとしても私はそれに乗ってはいけないのです。
一般漫画とエロ同人の共通要素はいくつかありますが、一般漫画だけに必要な技能の習得が遅れるので目的達成に関係の無い事をやるべきではありません。
会社の収入があるので蛇足な副業は不要なのです。
漫画家は並大抵の努力でなれる物ではありません。
困難な目的の達成に必要な強い意思を持つため、他者に向けた宣言により自分に自覚を持たせます。
私はエロ同人から完全に足を洗い、非エロの一般向けの商業漫画家だけを目指す事をここに宣言します。
辞めるにあたり、今までのエロ同人活動での思い出や得た経験について振り返ろうと思います。
まずこの追憶記録を書こうと思った理由は、エロ同人に未練があると妥協心が生まれるからです。
自分にとってのエロ同人が何なのかを文章にする事で、エロ同人が不要であるという事を自分に明確に認識させます。
私は2009年に漫画家を目指し「マジシャンしるく」を集英社と小学館に投稿しました。
結果は落選、絵と話が両方下手で商業では全く通用せずその後はWRB漫画投稿サイト「新都社」に無料漫画を連載し感想コメントを貰って漫画家気分を味わうというお金にならない自己満足を続けていました。
しばらくして牛帝さんのWEB漫画「同人王」を読んでDLsite.comの存在を知り、会社勤めをしながらでも副業ができるので無料漫画よりは時間を有効活用できると思いエロ同人を始めました。
さっそく自分の好きな銀魂の神楽を題材にしたエロゲーム1作とエロCG集1作を販売しましたがどちらも販売数100本未満で不発、諦めかけた時に偶然、メフィスト様のRPG作品「くのイチ忍法帳シリーズ」と運命的な出会いを果たしました。
私はこの作品を見た時、大変失礼な言い方ですが、あの絵で1000本以上売れているのは感動的でした。
当時はRPG作品が50本に満たなかったと思います。
ちょうどノベル・アドベンチャーが飽きられた時であり、操作性の高いRPGは需要の割りに供給が極端に少なかったので「RPGというだけでなんでも売れる」時代でした。
その後、2010年に私は最初のヒット作となる「イカせ師戦記RPG」を完成させます。
予想外にヒットし大金の150万円が手に入ってしまい、ブームで売れたのを実力と勘違いし、会社を辞めて本気で専業同人作家を目指そうかとまで一時期思いました。
2011年に作った2作目の「イクッ娘モンスターRPG」は版権キャラを使ったパロ作品で、初音ミクが著作権に引っかかりクリプトン社から勧告が通達され、わずか1週間で販売中止となりました。
そして2012年、RPGブームに陰りが見え始める中、最後の作品ある「売春イカせ少女RPG」を完成させます。
結果は、前2作よりも内容が良くなっているはずなのにあまり売れませんでした。
この時私は「RPGというだけで売れる」時代の終わりを確信したのです。
絵とゲーム内容の両方が優れたRPGは昔と変わらずヒットしています。
しかし、供給が多いので片方しか優れていない物は購入選択から外されてしまいます。
両方悪い商品は論外です。
難易度が高くなり、売れるには多大な労力が必要となりました。
私はエロ同人を続けるのかどうか、葛藤しました。
しばらくダラダラと無気力に過ごし、その後ニコニコ動画で東方にはまりました。
東方はファンによる二次創作が盛んで、皆がキャラクターの絵を真似し、キャラクターを使ってオリジナルのネタや話を作っている人気ジャンルです。
私は東方の作者を物凄く羨ましいと思うようになりました。
自分の考えたキャラを皆が真似して描いてくれたらどんなに幸せだろうかと。
そして私は気がつきます。
エロ作品では世間一般には認められず、キャラクターの二次創作はしてもらえないという事実です。
一般向け作品で自分にできるのは漫画だと思いました。
ブームの終わったエロ同人で売れるには労力が必要です。
だったらいっその事、その分の労力で漫画家を目指した方が自分の欲求を大きく満たせると考えました。
はっきり言って今のエロ同人はバイトにも満たない利幅しか得られません。
目先の小銭よりも、何年先になってもいいので一般向け漫画で成功したいと強く願いました。
エロ同人で得た物は、お金と、絵の練習になった事です。
この数年で自分的にはかなり絵が上手くなったので経験としては良かったと思います。
私は今後、販売用のエロ同人作品を一切作らない事をここに誓います。
それは妥協だからです。
漫画家になるという困難な目標の障害になります。
今後、仮にかつてのRPGのような売れやすいブームが何か登場したとしても私はそれに乗ってはいけないのです。
一般漫画とエロ同人の共通要素はいくつかありますが、一般漫画だけに必要な技能の習得が遅れるので目的達成に関係の無い事をやるべきではありません。
会社の収入があるので蛇足な副業は不要なのです。
漫画家は並大抵の努力でなれる物ではありません。
困難な目的の達成に必要な強い意思を持つため、他者に向けた宣言により自分に自覚を持たせます。
私はエロ同人から完全に足を洗い、非エロの一般向けの商業漫画家だけを目指す事をここに宣言します。
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