スマホのおかげ？　お店で待てる時間、１０年前より長く

　【清水大輔】スマホのおかげで現代人のイライラは緩和した？　通勤電車や昼食が出てくるまでの待ち時間について、気長に待てる人の割合が１０年前に比べ増えたことがわかった。

　１０日の「時の記念日」を前に、シチズンホールディングス（東京）が全国の２０〜５０代の男女計４００人を対象に、インターネットで調査した。

　通勤時の電車待ちで、我慢の限界を「１０分まで」と答えた割合は２００３年は８４％だったが、今回は７５％に減った。同じく昼食時に注文した品が運ばれてくるまでの時間も「１０分まで」が５７％から４７％に。病院やエレベーターの待ち時間など１５項目のうち８項目でこうした傾向が見られた。