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高速道路料金の割引見直しへ6月9日 13時36分
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国土交通省は、財源の問題から来年3月末で期限切れとなる地方での平日割引など、高速道路料金のさまざまな割引制度について、利用の増加といった効果が十分みられないものは廃止や縮小など、見直しを進めることになりました。
高速道路料金では、利用の増加や経済対策の一環として、現在、ETCを搭載した車を対象にさまざまな割引制度が実施されています。このうち、地方の高速道路で平日すべての時間帯で正規料金から3割引き下げる制度などは、緊急経済対策として3兆円近くを確保して平成20年度から導入されていますが、財源が来年3月末でなくなることから国土交通省は見直しを行うことになりました。
見直しに当たっては、この地方での平日の3割値引きは、利用の増加に十分つながっていないとして、廃止も含めた見直しを進める方針です。
また、都市部で3割、地方では5割値引きする休日の割引制度や、深夜時間帯の5割の値引きについては、割引率の縮小を検討することにしています。
一方で、こうした見直しは利用者側の負担の増加になることから、国土交通省では新たな財源の確保も含め、利用の増加につながるような制度の検討も進めることにしています。
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