6月10日、安倍総理に直接お手紙をお送りした。
安倍総理閣下
このFAXは官邸に送ると隠蔽されますから議員室にします。働き過ぎです。夏の参院選乗り切れませんよ。閣下の動きは私が秘書をしていた迫水久常の最後の選挙と同じです。
私が後援会引き締めに全国を回っている間(都議選はすべて私が代理)に、馬鹿秘書どもがスケジュールを無茶苦に入れて、72歳の老人を票の出ないとこまで引き回したのです。気が付いて他の秘書どもを怒鳴り付けましたが、もう動かせない状態でした。
それで公示三日目に大阪に向かう新幹線の中で脱水状態に。救急車で岐阜医大です。当選しても死ぬ寸前でした。ここまでになる間、私と一緒になったときに親父は、
「渡邉、俺は飛行機を作ったヤツを許せない」
と呟いたことがありました、
すぐ分かりました。北海道に居ても九州や大阪の後援者から「是非、今晩中に入ってください」の電話に、『無理だよ、時間的に』と逃げると、
「最終便に乗れば大丈夫です」
とやられていたようです。
選挙戦二日目に大阪十三駅前で街頭でした。私が急きょ大阪に呼ばれて前座。マイクを持ちながら横目で親父を見ると炎天下でコーララッパ飲みです。あわてて演説を止め、マイクを渡すときに、
「この暑いのにコーラなんか飲んでちゃダメ。日本茶と梅干にしてください」
というと、
「うるさいんだお前は、コーラーは喉がピリッときていいんだよ」
と。それでマイクを握って1分も経たないうちに「渡邉、具合が悪い」です。
その翌日、新幹線で倒れたのです。安倍総理はこの選挙で身命を賭す気でしょうが、総理を支持した人はどうなります? 長く生きてこそ発言力が持てるんです。バーコード総理のように。取り急ぎ、乱文、末筆にて失礼申し上げます。5年6月10日
ジャーナリスト・作家 渡邉正次郎
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