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新理事長が「もんじゅ」で訓示6月6日 12時11分
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およそ1万の機器で点検漏れなどが見つかった福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で、新たに就任した日本原子力研究開発機構の松浦理事長が訓示し、職員に「『安全文化』を高めて仕事を進めてほしい」と呼びかけました。
今月3日、新たに就任した原子力機構の松浦祥次郎理事長は、6日午前、福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」を訪れ、職員およそ250人を前に訓示しました。松浦理事長は、およそ1万の機器で点検漏れなどが見つかった問題について、「常に『これでいいのか』と問い直し、『安全文化』を高めていくことの意味を考え直し、仕事を進めてほしい」と呼びかけました。
また、松浦理事長は、もんじゅが原発から出る高レベル放射性廃棄物の処分のために重要な施設であり、安全第一の仕事によって世界から信頼をされるようになる必要があるという考えを示しました。もんじゅを巡っては、国の原子力規制委員会が原子力機構に対し、管理体制を改めて構築するまで運転再開に向けた準備作業を行わないよう命じていて、もんじゅが目指していた年度内の運転再開は難しくなっています。
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