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妖怪編です。
日本妖怪
青行燈(あおあんどん)
【百物語によって起こる怪現象の一つで、黒く長い髪と角を持ち、歯を黒く塗り、白い着物を着た女性であるらしい。だが、何をするかはわからない妖怪】

(あか)なめ、(あか)ねぶり
【風呂場の垢を舐める妖怪、人の寝静まった夜中や、誰もいない夜に現れる】

あくどぼっぽり
【かかとにとり憑き歩くのを邪魔する】

小豆とぎ、小豆洗い、小豆さらさら
【水辺の決まった場所で、夜にザクザクと小豆を研ぐような音を出す妖怪「小豆研ぎましょか、人とって食いましょか」などと歌うとも言われる】

油ずまし
【峠道に出現する謎の妖怪】

天邪鬼(あまのじゃく)
【人の邪魔をしたり、からかったりする妖怪】

網剪(あみきり)
【エビのような体にカニのような爪を持った網を切る妖怪、漁師の天敵】

一反木綿(いったんもめん)
【白くて長い布が、夜間、ヒラヒラと空を飛び、人の首に巻きついて襲うという妖怪】

牛鬼(うしおに) 
【頭が鬼で首から下は牛、またはその逆の姿をした水辺の主。人の影を喰らい、喰われた人は必ず死ぬという】

産女(うぶめ)
【夜、赤ん坊をだいて現れる女の妖怪。お産で死んだ女性がなると言われている。】

おぼ
【産女の抱く赤ん坊で、首を噛むという。赤ん坊の顔を外に向けて抱くと噛まれない】

(おおかみ)
【時には人を助け、時には人を襲う。昔は妖怪と見られたり、お犬様と神聖視されていたりもした】

刑部(おさかべ)
【人の心を読んだり、人の運命を告げたりするなどの不思議な力を持った、古い城の奥に住む姫君。正体は狐であったといわれている】

おとろし、おどろおどろ
【鳥居や古寺の山門に住んでいて、新物に悪戯をする者や大事にしないものを懲らしめる】

(おに)
【日本を代表する妖怪。でかく筋骨隆々な体に牛のような角、獅子頭のような顔をしている。鬼にはこの他にも様々な姿をしているという】      

おばりょん
【暗い夜道を歩いていると、背中に重いものが飛び乗ってきて、頭をかじったりして、「ばりよん、ばりよん」とさけぶ。大概の人は怖がって逃げ帰ってしまうが、度胸のある人が背負って帰ると、翌日黄金の塊に変わっているという】

朧車(おぼろぐま)
【夜の大路に現れる牛車の妖怪。恨み深い妖怪で、目を付けられると殺すまで追い続ける】

かいなで
【学校の怪談で有名な便所から伸びる手。】
怪談話↓
「赤い紙、青い紙どっちがいい?ときかれ、赤い紙と答えると血まみれにされ、青い紙と答えると血を抜かれる」

河童(かっぱ)
【いたずら・相撲・きゅうり・尻子玉が好きな水辺の妖怪。子供くらいの格好に、背中に甲羅、頭には水の入った窪みがある(皿)】

金霊(かねだま)
【文字通り金の霊で、実態を持たない物が多い。一方で実態を持った金霊は古寺などに出没し、勇気がある人が立ち向かうともとの金銭に戻る】

鎌鼬(かまいたち)
【旋風と共に、痛みもなく人の体を切る妖怪】

髪切(かみきり)
【夜道を歩いていると、マゲ(束ねた髪の毛)を切られてしまう。】

キジムナー
【ガジュマルの木などの古木にすむという精霊。体全体と髪が赤く、子供のような体躯をしている。火を出す、火の玉のように飛ぶなどが出来る】

(きつね)妖狐(ようこ)
【人に化け、人を化かす、妖力を持った獣。狼と同じく、妖怪とも神ともみられる。他にも憑依、吸精、混血、狐火、未来予知などの能力がある】

   妖狐の分類と強さ        人間に憑く狐
  天狐     ↑強い        管狐
  空狐                オサキ狐
  気狐                イヅナ
  野狐     ↓弱い        オトラ狐
                     トウビョウ
                     人狐
                     野狐

(くだん)
【体は牛だが人間のような顔をした妖怪。未来のことを予言する妖怪として有名で、作物の出来、流行病、戦争などについて予言し、その災いを逃れる方法を教える。生まれると数日で死ぬ】

人魂(ひとだま)、けち火
【死んだ人が、強い思いを残して現世にとどまった霊】

子泣き爺
【山奥に住んでいる妖怪で、赤ん坊の鳴き声を発するが、爺の姿をしている。鳴き声にひかれて子泣き爺を見つけた者が、可哀想に思って背負ってしまうと、急に体が重くなり、またしがみついて離れなくなり、背負ったものの命を奪うという】

サクソモアイェプ ※アイヌ語で サク(夏)、ソモアイェ(人が言わない)、プ(もの)
【体は蛇のようで、羽があり、目と鼻は赤くふちどられている。サクソモアイェプが歩いたあとは草木が枯れ、この臭気にやられると、人間も神も死んでしまう。たとえその場で死ななくても、体が溶けていずれ死ぬ。コイツは霊力も高く、バラバラの肉片となっても復活する】

座敷童子(ざしきわらし)
【屋内に住んでいる子供の姿をした妖怪。2~13歳くらいのおかっぱ頭の子供として目撃される。座敷わらしがいると家はさかえ、いなくなると衰退する】

(さとり)
【相手の心を読む、山奥に住む妖怪。姿は、全身が毛に覆われたサルのような化け物らしい】

女郎蜘蛛(じょろうぐも)絡新婦(じょろうぐも)
【昼の間は美しい女性の姿だが、夜になると大きな蜘蛛の姿になり人を襲おう妖怪】

砂かけ婆
【高い木の上からパラパラと砂をふりかけ、通る人を驚かす妖怪。】

袖引(そでひ)小僧(こぞう)
【夕暮れどきに道を歩いていると後ろから着物の袖を引かれる。驚いて振り返ると誰もいない。そのまま歩き続けるとまた袖を引かれるという、イタズラ好きだが無害な妖怪】

だいだらぼっち
【水の神、山の神とも言われる、とにかく大きな巨人。各地に多くの伝説がある】

(たぬき)
【狐、狼と同じく獣の妖怪で、人や月、器物、建物にも化ける。】

土蜘蛛(つちぐも)
【体調1.3メートルある巨大な蜘蛛の妖怪。洞穴に住み、巣にかかった人間や動物を喰らう】

ツチノコ
【深い山野に住む蛇に似た妖怪。野山を歩く人の前に転がってきて、足に噛み付くなど、人を襲う。毒を持っているので、噛み付かれたらもちろんの事、姿を見ただけでも寝込み、死んでしまうという】

鉄鼠(てっそ)
【鉄の牙と石のように硬い体を持ったネズミ妖怪。鉄鼠の怒りを買うと8万4千匹の大群で押し寄せてくる】

釣瓶落(つるべお)とし
【釣瓶は井戸の水を汲む道具で、縄の先に桶が付いたものだが、夕方や夜に大木の下を通る人に釣瓶を落とし、引っ張り上げて喰らう妖怪】

手長足長(てながあしなが)
【鬼の仲間で、東北地方に伝わる巨人。手足の伸び縮みを自在に操り、山の上から麓の村人を捕らえて喰う恐ろしい妖怪】

天狗(てんぐ)
【山に住み、鼻が高く赤い顔をし、高下駄を履いた妖怪。数々の不思議な術を使う山のぬし】
            日本八天狗(にほんはってんぐ)
         愛宕山(あたごやま)太郎坊(たろうぼう)
         鞍馬山(くらまやま)僧正坊(そうじょうぼう)
         比良山(ひらさん)次郎坊(じろうぼう)
         飯縄山(いいづなやま)三郎(さぶろう)
         大山(おおやま)伯耆坊(ほうきぼう)
         彦山(ひこさん)豊前坊(ぶぜんぼう)
         大峰山(おおみねさん)前鬼坊(ぜんきぼう)
         白峰山(しらみねやま)相模坊(さがみぼう)

てんころころばし
【決まった道に現れ、夜分遅くに坂道を転がってきて、出会い頭に人を転ばせるイタズラ妖怪】

泥田坊(どろたぼう)
【田んぼの恨みを叫び続ける妖怪で、痩せた体に一つ目、尖った三本の爪を持つ】

人魚(にんぎょ)
【上半身は美しい女性で、下半身は魚の形をした水に住む妖怪。人魚の肉は不老不死の効果があり、骨は解毒薬と言われている】

(ぬえ)
【頭が猿、体が狸、手足が虎、尻尾が蛇の異形な妖怪】

ぬらりひょん
【知名度は高いが謎の妖怪。頭が仙人のように長く、老人の様な姿をしている。妖怪の総大将と言われてもいる。実は海坊主(うみぞうず)説がある】

ぬりかべ
【行く手をふさぐ、大きな壁、はてしない壁、とりあえずデカイ壁】

のっぺらぼう
【目、鼻、口などがない卵のような顔の人を驚かす妖怪】
歯黒べったり
【のっぺらぼうの一種。目鼻がなく、お歯黒を塗った大きな口を持つ妖怪】

化け猫
【狐、狼、狸と同じく獣の妖怪。昔は「猫を殺すと七代先まで祟られる」と恐れられていた】
猫又(ねこまた)
【化け猫の一種。10年生きると人の言葉が話せるようになり、15年で不思議な力を持つと言われている、尾が二股になっている妖怪】

ひだる神
【山中で人に取り憑き、急に空腹を起こさせ動けなくさせる妖怪。ひどいときにはそのまま死んでしまう以外と恐ろしい妖怪】

一つ目小僧
【顔の真ん中に大きな目が一つある坊主頭の子供妖怪。夜道で突然現れ驚かされるが、ひどい悪さはしない】
唐笠小僧(からかさこぞう)豆腐小僧(とうふこぞう)
【一つ目小僧の仲間。名のとおり小僧姿の妖怪】

二口女(ふたくちおんな)
【後頭部や頭のてっぺんにもう一つの口を持つ女妖怪。隠した口は何でも喰らうらしい】

べとべとさん・ひたひた
【足音だけの妖怪。後ろからつけてくるような足音をべとべとさん(ひたひた)呼び、「お先にどうぞ」と行って道を譲ればいなくなる】

枕返(まくらがえ)
【寝ている人間の枕を頭から足元に移動させる妖怪。坊主とも小僧とも美しい女性の姿とも言われる】

見越(みこ)入道(にゅうどう)
(そう)の姿で現れ、見上げるほど大きくなるという妖怪。見上げて後ろに倒れると喉笛を切られて殺される】

夜行(やぎょう)さん
【節分や大晦日、※夜行の日などの決まった日に現れる妖怪。夜の路地を首のない馬にまたがって走る一つ目の鬼で、それを見た者は蹴り殺されるという】

山姥(やまうば)・やまんば
【髪が長く、口の大きく裂けた老婆で、山中にいるとされる妖怪。子供をさらったり、食ったりする。しかし反対に富をもたらしたり、豊作をもたらしたりもするらしい】

やまびこ
【山で声や物音がこだまする現象のことだが、昔は妖怪の仕業だと考えられていた。姿は動物のような化け物で、声真似が得な妖怪と言われていた】

雪女(ゆきおんな)
【雪中に現れる美しい女妖怪】

雷獣(らいじゅう)
【雷が落ちるときに空から一緒に現れる妖怪。大きさは猫より大きいくらいで、イタチや狸に似ている鋭い爪を持った獣。】

轆轤首(ろくろくび)
【首が長く伸びるものと、首が胴体から離れ飛び回るものの2つの形態がある妖怪。特に悪さはしない】


日本三大妖怪
‐鬼・河童・天狗‐

日本三大悪妖怪
酒呑童子(しゅてんどうじ)
(鬼)
京の都を荒らし回った鬼の頭領。源頼光とその四天王に討伐された。

玉藻前(たまものまえ)
(白面金毛九尾(はくめんきんもうきゅうび)の狐)
鳥羽上皇に寵愛され権勢を振るった。正体がばれると討伐軍に敗れ、殺生石と化した。

崇徳上皇(すとくじょうこう)
(大天狗)
保元の乱に敗れた崇徳上皇が讃岐に流され、失意のうちに没し怨霊となった。祟りを畏れられた一方で、神としても祭られる。


リクエストがあったらどうぞ
他にもこんな妖怪がいるよ~などありましたら教えてください。


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