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【あの人は今こうしている】

ベテラン女優の大信田礼子さん

【芸能】

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2013年6月7日 掲載

明治座の氷川きよし特別公演に出演中。「本格的な舞台は7、8年ぶりになるのかな」


 165センチの大柄な肢体に脚線美。お色気がこぼれ落ちるというか、画面に登場しただけで、男性をムズムズさせる女優がいる。きょう登場の大信田礼子さんはその代表格だろう。映画「不良番長」「ずべ公番長」シリーズで派手なアクションを繰り広げ、テレビの「プレイガール」「旅がらす くれないお仙」で男の視線を一身に浴びた。しかし、最近は消息を聞かない。今どうしているのか。

「本格的な舞台は7、8年前の同じ氷川きよしクンの公演以来になるのかしら。あの時は大阪の新歌舞伎座、中日劇場、新宿コマを回った記憶がある。そういえば、新宿コマ、なくなっちゃったのよね。時間の流れを感じるわ」

 日本橋浜町にある明治座の応接室で会った大信田さん、まずはこういった。6月2日から始まった氷川きよし特別公演に出演中で、舞台衣装のままだ。

「前回は女ながら、きよしクンのボディーガードみたいな役だったの。でも、今回は大阪から江戸に出てきた、おカネに弱い夫婦の女房の役。きよしクンのファンの方は熱心だから、ずっと公演を見ていらっしゃるでしょ。で、前回と違うじゃん。きよしクンをちゃんと守ってくれなきゃダメじゃない、って怒られちゃった」

 それにしても、大信田さんの名前を久しく聞かなかった気がする。
「確かにテレビドラマや映画はここんところ出てないな。昔よくあったディナーショーやゴルフのチャリティートーナメントのゲストの仕事もしばらくやってない。だけど、昭和のヒット曲を歌う、といった感じの歌謡番組に出たり、雑誌の取材を受けたりはしてたのよ」

「女はそれをがまんできない」「ノックは無用」、それに「同棲時代」。そう、大信田さんは歌手でもあったのだ

「歌手っていわれると今でも赤面する思いだし、みなさん、もうとっくにそのことは忘れたと思ってたの。だから、この前、きよしクンがワタシの前で『同棲時代』を口ずさんだのにはビックリしちゃった。ホント、きよしクンたら人が悪いわ、フフフ」
 都内のマンション住まい。

「7年前、京都で一人で暮らしてた母が亡くなるまで、東京と京都を往復しながら面倒見てたの。外資系企業に勤めてた父はずっとハワイで生活してたから、母を連れてハワイに行き、東京、京都、ハワイと3カ所で暮らしてるみたいなところもあったわ」

 京都を引き払ったのは2年前だ。
「母とお付き合いがあった方がたくさんいて、ワタシにとっても京都は2つ目の我が家だった。それを母が亡くなったからといって、すぐに処分できないわ。5年かかってやっと気持ちの整理がついたってことね」

 78年、作曲家の都倉俊一さんとの4年間の結婚生活に終止符を打ってからは独身だ。
「ええ、ずぅーっと“ワンペケ”。2回目はめっそうもない、って気持ちだった。今の楽しみはお友達とドライブがてら日帰り温泉に行き、自然をたっぷり愛(め)で、行った先々の土地のおいしい料理をいただく。それが一番よ。今回の公演が30日まであって、それが無事終わったら、あれもしたい、これもしたい、っていろいろ計画してる。仕事? もちろん、そっちも前向きに考えてます、ハハハ」

~2013年6月7日以前の記事~

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