1. 酸素系漂白剤でごっそり!洗濯槽のカビを取る方法

酸素系漂白剤でごっそり!洗濯槽のカビを取る方法

はじめに

洗濯物に、ベトッとした黒いものが付いてくることがありませんか。この黒いものは、洗濯槽の裏側に溜まった黒カビなどの汚れが、剥がれてきたものです。

きれいに洗うはずの洗濯槽の裏側が、カビだらけ…なんてゾッとしますね。

洗濯槽のカビ体験談

使用している洗濯機

  • 購入から3年
  • ステンレス槽の縦型全自動洗濯機

洗濯槽のカビで困った体験談

なんとなく、洗濯物から洗剤とも違う変なにおいがしたり、洗濯槽クリーナー掃除した直後、洗い上がった子ども用の真っ白いタオルに黒カビが付いているのを見つけて、とてもショックを受けたことがあります。

下洗いを済ませた作業着も、同じ洗濯機で洗濯をするため、おそらく洗濯槽が汚れやすい環境だと思います。

洗濯槽のカビ取りで準備するもの

  • 酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム):お湯10Lあたり100gが目安
  • ゴミ取り用網:黒カビを取り除くのに使います
  • 洗面器など:取り除いた黒カビを入れるのに使います
  • 洗濯槽いっぱいのお湯
お湯は、お風呂の残り湯を追い焚きして使っています。

洗濯槽のカビとり方法

所要時間は6~8時間ですが、作業時間は実質1時間くらいです。

STEP1:酸素系漂白剤を熱湯に溶かす

10Lあたり、100gの酸素系漂白剤の粉末を、熱湯に溶かします。40~50℃のお湯でもすぐ溶けますが、今回はポットのお湯で溶かしました。

STEP2:酸素系漂白剤を溶かしたお湯を洗濯機にためる

熱湯に溶かした酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を洗濯槽に投入し、40~50℃のお風呂の残り湯を高水位まで入れます。

湯温が洗濯機の耐熱温度を超えないように、取扱説明書を確認し注意しましょう。また、必ず水位いっぱいまでお湯を入れましょう。

STEP3:「洗い」コースで2、3回かき混ぜる

標準コースの「洗い」のみに設定し、洗濯槽の様子を見ながら3~5分くらい回します。これを1、2回繰り返します。

その後、そのまま一晩放置します。

STEP4:糸くずネットを取りはずす

外側の槽から循環した水が、内側の槽に十分流れ込むようにするために、洗濯槽内の糸くずネットを取り外しましょう。

STEP5:一晩置き、浮き出てきたゴミを丁寧にすくいとる

一晩放置した後、「洗い」で洗濯機を回しながら、浮いてくる黒カビや石鹸カスを網できれいにすくい取ります。

これらが浮いてこなくなるまで「洗い」を繰り返した後、排水し「脱水」します。

排水の際に洗濯層の底に黒カビなどが溜まっていたら、ティッシュなどできれいにふき取って下さい。

STEP6:仕上げのすすぎをして終了

きれいな水を高水位まで入れ、「洗い」→「すすぎ」→「脱水」をします。

ここで黒カビがでてくる場合は、ゴミを網ですくい取り、STEP6を2度繰り返して下さい。

実践する際の注意点

これは縦型全自動洗濯機でのカビ取りの方法です。洗濯機、風呂水給水ホースを使用する場合は、耐熱温度にご注意ください。

おわりに

洗濯槽の掃除を、1、2ヵ月に1度など定期的にきっちりとすれば、洗濯物の嫌なにおいや、洗い上がった洗濯物に黒カビが付いてくることもなくなります。

実際の作業時間は少ないので、是非試してみて下さい。

(image by いらすとや)
(image by 著者)

本記事は、2013年05月17日公開時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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