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メキシコ中銀、政策金利を4.0%に据え置き

2013年 06月 8日 04:53 JST
 
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[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコ銀行(中央銀行)は7日、政策金利を市場の予想通り過去最低水準の4.0%に据え置いた。物価圧力は抑制されるとの見方から成長リスクとのバランスを図ったとみられる。

金利決定に先立ち発表された5月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.63%上昇と、前月の4.65%から伸びが鈍化した。3カ月連続で目標上限の4%を上回ったが、6月には低下し下半期には4%を下回るとの見通しを示した。

またメキシコペソについて、4月には資金流入により相場が過度に上昇することへの懸念を示していたが、この日は、最近の下落は続く可能性があるとの見方を表明。

声明で「強い経済のファンダメンタルズが中期的に相場に影響するとみられるが、米国の金融政策が変わる可能性を反映し、相場の振れは続く可能性がある」と指摘した。

 
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市場予想をやや上回り、米経済の底堅さがあらためて示された。ただ、FRB金融緩和縮小をめぐる議論にはバラツキも。
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6月7日、メキシコ銀行(中央銀行)は、政策金利を市場の予想通り過去最低水準の4.0%に据え置いた。写真はメキシコ市上空。2011年4月撮影(2013年 ロイター/Jorge Dan Lopez)
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