福岡市:人口150万人突破 政令市で6番目
毎日新聞 2013年05月13日 12時14分(最終更新 05月13日 13時09分)
福岡市は13日、5月1日現在の市の推計人口が150万899人になったと発表した。150万人突破は政令指定都市で6番目。市は3年後には神戸市を抜いて政令市5番目の人口規模になると見込む。
市によると、4月1日現在の推計人口は149万4978人だったが、4月は市外からの転入が多く、前月比計5921人増となった。市の人口は戦後1946年から一貫して増加し、75年の100万人突破から38年で150万人を超えた。今後も人口は増え続けて2034年のピーク時には160万6300人となるという。
市は記念のロゴマークを制作して各種イベントや配布物に印刷する他、民間企業と連携した記念事業などでアピールする方針。
高島宗一郎市長は「海や山など身近に自然があり、交通網など都市機能がコンパクトに集約されて住みやすい。仕事もあって九州各地から人が集まる受け皿になっている。福岡の元気を全国に発信して企業誘致や観光振興にもつなげたい」と話した。【木下武】