【高津祐典】被災地で起業をめざす人が市民らの支援を受けられるサイト「チャレンジスター」を、ベンチャー投資会社の出身者らが作った。事業をPRして資金を得たり、困りごとの解決策を募ったり。主に市民に支援を求めることで、資金を得るだけでなく、事業を支える「応援団」ができる利点もあるという。
「何もなくなってしまった閖上港に朝市の再建を」
サイト上でそう呼びかけるのは、宮城県名取市閖上で「ゆりあげ港朝市」の再建を支援する会社「プラットフォーム閖上」。朝市を運営する組合の桜井広行さん(58)が代表を務めている。
津波で壊滅した朝市は震災後に名取市のスーパー駐車場で復活し、5月に閖上港での営業を再開した。サイトでは「気軽に談笑する日常さえも失われてしまいました。飲食店を誘致し、人々が再び気軽に集まって話せる場所にしていきたい」と訴え、100万円の支援を求める。飲食店の誘致に必要なシンクを設ける費用にあてたいという。
サイトを通じて支援したい人は、お金を払って商品や権利を買う仕組みだ。
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巨大地震発生時の各地の揺れや津波の大きさを確認
全国の活断層マップを掲載。震度予想データも
日本が抱える原発問題。16原発の放射能拡散予測も掲載
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福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート