記事入力 : 2013/06/09 09:48

日本人より小さかった韓国人、1994年に逆転

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 終戦後の50年間、韓国人はアジアで最も背の低い民族に属していた。体が小さく「倭(わ)」と呼ばれていた日本人よりも小さかった。1964年に韓国の高校3年男子の平均身長は163.6センチで、日本の男子生徒(166.4センチ)より3センチ近く低かった。
 韓国が日本を追い抜いたのは1994年のことだ。94年に韓国の男子生徒の身長は171センチ、日本は170.9センチとなった。日本は1980年代半ば以降、平均身長がほとんど伸びなかったのに対し、韓国人の身長の伸びは2000年以降も続いた。1994-2003年にかけて2.3センチも伸びた。日本人との身長差が3.2センチにまで広がったのだ。韓国の男子生徒の平均身長は、コメディアンのイ・ボンウォンからアイドルグループ「ZE:A」のイム・シワン(173センチ)くらいにまで高くなったのだ。長身に対する韓国人たちの憧れは、行き過ぎた執着となって現われるようになった。子どもの足をつかんで引っ張る運動法、成長ホルモン注射、背を高くする靴、背を高くする栄養剤などが1990年代から相次いで流行した。
オム・ボウン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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