韓国国会議員 全人代に日本糾弾する書簡送付へ
【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党の尹相現(ユン・サンヒョン)国会議員は9日、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)に日本の歴史歪曲(わいきょく)を糾弾する書簡を送ると明らかにした。
張徳江常務委員長をはじめとする全人代幹部122人に対し10日に発送する予定。
国会外交通商統一委員会に所属する尹議員は書簡で「日本の政治家らが過去の侵略行為を否定し日本軍の性奴隷にされた女性のつらい歴史を歪曲することで東アジアの共同繁栄を妨げている」と批判し、韓中の共同対応を呼びかけた。韓国国会と全人代での日本糾弾共同声明の採択や日本の侵略被害についての歴史研究、被害現場の歴史文化財としての復元などを提案した。
尹議員は先月にも米国の上下院議員らに対し日本の歴史認識問題をめぐる韓米議員の連携と国際社会の共同対応を強調する書簡を送った。日本の国会議員に対しても日本の過去の過ちを反省するよう促す書簡を送付している。
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