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【サッカー】イタリアは日本に苦戦する 伝説のイタリアOBたちが予想2013年6月9日 紙面から
サッカーの「Jリーグ・イタリアOB戦」(9日、東京・国立競技場)に出場する元イタリア代表選手が8日、東京都内で取材に応じた。元磐田のサルバトーレ・スキラッチさん(48)、日本代表のザッケローニ監督が指揮していたイタリア・セリエAのACミランで1998〜99年シーズンにリーグ優勝を果たしたアレッサンドロ・コスタクルタさん(47)はともに、日本とコンフェデ杯で対戦するイタリアが「苦戦する」と予想。また、元イタリア代表主将のフランコ・バレージさん(53)は「長谷部を非常に気に入っている」と日本の主将を褒めた。 イタリア人指揮官が率いている誇りがあるのかもしれない。コンフェデ杯でのガチンコ勝負で、イタリアは日本に苦戦する−。90年W杯イタリア大会MVPと得点王、磐田でも活躍したスキラッチさんが「ザッケローニは、イタリアに対してどんなサッカーをすべきか分かっている。イタリアの苦戦が予想されるね。普通ならイタリアが勝つと予想するところだが、面白い試合になると思うよ」とニヤリだ。 ザック監督とACミランでリーグ制覇を果たしたコスタクルタさんも「日本は攻守にバランスが取れている。監督はその上で、自身の特長の攻撃的なサッカーをするはずで、イタリアは苦戦すると思う。ミランが優勝したときの戦い方なら、W杯本大会でも相当にいい成績を残すよ」とスキラッチさんに同調。また、ザック監督が日本代表で試行錯誤中の3−4−3システムについては「ミランでもシステムの変更はしていた。レオナルド(元鹿島)がいたときに4−3−3、それから4−3−1−2、3−4−3と落ち着いたんだ」と、時間がかかることをほのめかした。 日本人選手の評価も高い。バレージさんは「豪州戦を見たが、長友、香川といった選手の欧州での経験が役立っている。あのキャプテン、長谷部のプレーは気に入っている。グッド・プレーヤーだ」と英語を交え、背番号「17」を褒めた。イタリアのレジェンド(伝説)たちをうならすような試合をするのか、それとも失望させてしまうのか。コンフェデ杯での日伊決戦から目が離せない。 (関陽一郎) PR情報
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