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新川広域圏事務組合 がれき 焼却処理はじまる
(2013年05月31日 15時47分)
岩手県山田町から30日、朝日町にある新川広域圏事務組合の焼却施設に搬入された震災がれきの焼却が31日から始まりました。
朝日町にある焼却施設のエコぽーとでは、31日朝8時から、30日搬入された震災がれきの焼却処理が始まりました。
焼却の様子は地元の住民にも公開され、8人が作業を見守りました。
がれきは、1日あたり140トン以上の一般ごみと混ぜて16時間かけて焼却され12月末まで、およそ1400トンのがれきが焼却処理される予定です。
また、施設の中と敷地では空間線量率の測定も行われ、事前に測定した数値と比べてほとんど変化がないことが確認されました。
「基準値内の数字ということでしたので一安心です。公開される数値をしっかり見守っていきたいと思います」(地元住民)
焼却したあとの灰は6月1日、放射能濃度を測定し、基準値を超えていないことを確認した上で、来月3日から魚津市吉野の最終処分場に埋め立てられます。
また、定期的に計測される放射線量などの結果は新川広域圏事務組合のホームページで公表されます。
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