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【プロ野球】

大谷2安打 ハム8点大勝

2013年6月9日 紙面から

◇日本ハム8−4ヤクルト

 日本ハムが快勝した。0−2の3回に大引、中田、小谷野の適時打などで6点を挙げて逆転。その後も着実に加点した。ウルフが4月27日以来の3勝目。ヤクルトは借金が今季最多の12となり、交流戦の4年連続負け越しが決まった。

     ◇

 ビッグイニングで日本ハムの大谷は、つなぎ役となった。3回、7安打を集中する打者一巡の猛攻で一挙6点。和製ライアンと呼ばれる小川から右前安打した。

 中田が2点適時打をしたあと「流れを崩さないよう、小谷野さんにつなげることだけ考えた」。2死二塁でチャンスを広げた。「久々にいい形でつながったね」と、栗山監督をゴキゲンにさせた打線。4試合ぶりの5番スタメン出場で、7度目のマルチ安打だ。

 5回には左中間越えの二塁打で出塁し、三進してからスクイズでホームイン。捕手と交錯したが「そんなに厳しいブロックじゃなかったので大丈夫」と走塁でも役割を果たした。

 試合前、人気野球漫画「ドカベン」の作者、水島新司さんから「漫画が現実になったのは君だけだ」と声をかけられた大谷。6回に代打を送られて退いたが、二刀流をしながら打率は3割2分8厘。8番デビューから今やクリーンアップだ。

「5番はチャンスで回ってくることも多く、責任は重い。返すよりつなげる意識」で、5番に入った3試合はすべて2安打ずつ。この打撃を「今後の自分の投球にもつなげていきたい」と、二刀流の道を突き進んでいく。 (竹村和佳子)

 

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