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低レベル放射性廃棄物を搬出 島根原発

2013年06月05日

 中国電力は4日、島根原発(島根県松江市鹿島町)の低レベル放射性廃棄物を日本原燃の埋設センター(青森県六ケ所村)に向け、専用の輸送船で搬出した。200リットル入りドラム缶608本を海上輸送し、7日に同村のむつ小川原港に到着する予定。

クレーンで輸送船に積み込まれる低レベル放射性物質を詰めた輸送容器=4日、松江市鹿島町

 1、2号機から出た配管や保温剤、使用済みの作業着などをモルタルで固め、ドラム缶に密封。構内の固体廃棄物貯蔵所に保管しており、放射線量などを検査した上で8本ずつ専用の輸送容器に収納している。

 この日は容器をトラックで構内の港に運び、クレーンで輸送船に積載。鳥取、島根両県と米子、境港、松江、出雲4市の職員計11人が作業を視察した。

 同原発から低レベル放射性廃棄物を輸送するのは15回目で、搬出量は今回を含めて計1万8632本となる。



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