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【芸能・社会】

地方の乱 姉妹グループ21→33人に大幅増

2013年6月9日 紙面から

 地方の乱だ。「第5回AKB48選抜総選挙」では姉妹グループがそれぞれ大幅に“議席”を増やした。64位以内はSKE48は昨年の15人より2人多い17人に。NMB48も5人から8人、HKT48も1人から6人に大飛躍した。選抜メンバーの顔触れに大波乱はなかったものの、世代交代の波は着実に押し迫っている。

 昨年は9位でグループの歴代最高順位を記録したSKE48の松井珠理奈(16)は、自身の記録を塗り替えて6位まで浮上。同じく自己最高の7位となった松井玲奈(21)とともに初の“神7入り”を果たした。

 スピーチ前から涙が止まらなかった。昨年からAKB48と兼任になり、経験したことのない重圧でしばらく活動を休止したこともあった。しかし、総選挙後のシングル「UZA」(昨年10月発売)では、大島優子とともにダブルセンターに。SKE48のエースの風格を漂わせた。

 つらいときも応援してきたファンに向け、珠理奈は元気いっぱいに恩返しを誓った。「私も1位を目指してもいいのかなって思うことができました。これからは48グループの先頭を切っていける人になりたいです」

 一方、玲奈も7位で自己最高位を更新。「ステキなプレゼントをいただいて、人生で使い切れないほどの魔法をかけていただきました。今年は7位という皆さんと一緒に掲げた目標を達成できてとてもうれしいです。自分への自信? つきました。来年は自意識過剰になるくらい頑張りたい」と涙をこらえながら話した。

 また昨年29位の須田亜香里(21)も16位に飛躍し、初の選抜入り。初参戦の11年と昨年は圏外だった柴田阿弥(20)は速報の8位から順位を落としたものの、アンダーガールズのセンターを獲得した。

 この2人には共通点がある。握手会でのファンへの“神対応”だ。大きな瞳でじっと見つめ、少しでも長い時間手を握り続けるのだ。「会いに行けるアイドル」というコンセプトを徹底する誠実な姿勢が多くのファンをとりこにした結果だ。

 しかし、須田は「握手会以外でも頑張ってることを認めてもらいたい。21歳だから次世代選抜には選ばれないけど、次世代が無理なら今を引っ張れる人になればいいじゃないですか」とファンに訴えかけ、拍手を浴びていた。

 

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