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【芸能・社会】麻里子様卒業 電撃発表!7万人コールに涙2013年6月9日 紙面から 5位に入ったAKB48の最年長メンバー篠田麻里子(27)が、壇上のスピーチでグループ卒業を電撃発表した。 昨年の総選挙で「私をつぶすつもりで来てください」と後輩のハートに火を付けた張本人。その躍進を目の当たりにして思いは決まった。7月21日の福岡ヤフオクドームでのコンサートが、8年間のラストステージになる。 最年長としてここ数年はいつも卒業がうわさされていた。「後輩の勢いのある姿を見ていたら、私はひとつの決断をしようと思いました」と切り出すと、ファンの大部分が次の言葉を察してどよめく。「私、篠田麻里子はAKB48を卒業します」。指原1位が決まった瞬間と同じくらいの「えーっ」がスタジアムにこだました。 「つぶされたという話ではなくて、後輩たちの背中を見ていたらうれしくなった。悔いはありません」。AKBを初期から支えてきた精神的支柱。感謝を込めた盛大な「麻里子」コールに、たまらず涙をこぼした。福岡出身の篠田は「卒業は地元でしたいとずっと思っていた。急ですが、来月の福岡ドームで卒業させてください」と、7月20、21日の福岡ヤフオクドームでのコンサートが最後のステージになることを宣言した。 昨年の「つぶす」発言の最後は、目を光らせながらこう締めていた。「そんな心強い後輩が出てきたら、私は笑顔で卒業したい」。この日は柔和な表情で「1年間みんなを見守って、席を譲るのも私らしいかなと思った」としんみり。順位は昨年と同じでも、後輩たちの成長は篠田の心を確かに動かしていた。 総監督の高橋みなみは号泣しながら「ほぼ同期だし、離れていくのはすごくさびしいけど、本当にずっと前を歩いていてくれた。みなさんも背中を押してあげてほしい」とエール。篠田は「総監督は30年、いや100年がんばってもらいたい」と笑いかけた。 篠田は現役メンバー5番目の古株。在籍期間がより長いのは1期生の高橋、小嶋陽菜、峯岸みなみ、すでに卒業を発表している板野友美の4人だけとなっている。 ◆あっちゃん 麻里子引退を予感総選挙の会場には昨年グループを卒業した前田敦子(21)も駆けつけ、開票の行方を見守った。篠田の突然の引退宣言には「そうかなと思っていた部分もありました。メールをいただいていたので…。頑張ってほしいなと思います」と話した。 ◆篠田麻里子(しのだ・まりこ) 1986(昭和61)年3月11日生まれ、福岡県出身。05年のAKB48第1期生オーディションに落選するが、AKB劇場内で「カフェっ娘」として働いていたところを総合プロデューサー秋元康氏に見いだされ、06年にメンバー入り。身長168センチのスレンダー体形で、08年からファッション誌「MORE」の専属モデルも務める。11年に「じゃんけん大会」で優勝し、シングル「上からマリコ」で初めてセンターになった。愛称は「まりこ様」。 PR情報
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