ここから本文です
最終更新:2013年6月9日(日) 2時4分

惑星分光観測衛星を公開、8月打ち上げ予定

 宇宙航空研究開発機構JAXAは、今年8月に打ち上げを予定していて、世界初となる惑星観測用の宇宙望遠鏡が搭載される惑星分光観測衛星、SPRINT−Aを公開しました。

 JAXAが公開したのは惑星分光観測衛星、SPRINT−Aで、今年8月22日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げを予定しています。

 衛星には、世界初となる惑星観測用の宇宙望遠鏡が搭載され、地球からおよそ1000キロ離れた軌道を回りながら、地上では観測することができない「極端紫外線」を調べることで、金星や火星、木星などの磁気圏や大気の様子がより詳しくわかるようになるということです。

 JAXAでは、「惑星の環境を調べることで、太陽系の成り立ちの解明が期待できる」としています。(08日19:11)

2013年6月9日(日)のニュース一覧